自動車用アンテナ製造メーカー大手のヨコオは6月25日、来たる7月21日に設立25周年を迎える「ITS情報通信システム推進会議」における長年の活動に貢献したとして、同社のインキュベーションセンタープラットフォーム事業推進部の横田護氏が感謝状を受賞したことを明らかにした。 なお表彰式は、6月21日に明治記念館(東京都港区)で開催された総会で執り行われた。
受賞理由:自動運転向け通信要件とガイドラインの策定に対する多大な貢献による
なお横田氏は、車車間通信や路車間通信に使用する無線規格を策定する専門委員会やタスクグループに参画し、車車間通信システムの実験用ガイドラインの策定や、「ARIB STD-T109 700MHz帯高度道路交通システム」標準規格の策定に貢献した。
ヨコオでは、「これからも、自動車用アンテナ分野で長年培ってきたコア技術を生かし、パーパスで掲げている、人と技術で、いい会社をつくり、いい社会に繋げてまいります」と話している。