横浜ゴムの旗艦ブランド「ADVAN(アドバン)」装着車が4月15日・16日に岡山国際サーキット(岡山県)で開催された国内最高峰のツーリングカーレース「2023 AUTOBACS SUPER GT」第1戦のGT300クラスで優勝した。
実は横浜ゴムにとって今年は「ADVAN45周年」を迎える年であり、横浜ゴムは2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)の下、モータースポーツ活動を技術開発の場としてだけでなく「ADVAN CHALLENGE」をテーマに掲げ、GT300クラスのシリーズチャンピオン連覇を目指している。
当日は、目まぐるしく変わる天候下で、予選18位からTEAM UPGARAGEの「UPGARAGE NSX GT3(小林崇志選手/小出峻選手)」がカテゴリトップでゴールラインを潜った。
ドライ路面でスタートした決勝でファーストスティントを務めた小出選手は前半、雨が降り始めるとピットインしてレインタイヤに交換すると、その後は徐々にポジションアップ。
レース中盤以降、雨が上がりダンプ路面に転じる中で2回目のピットインによりいち早くスリックタイヤへの交換とドライバー交代を終えトップに立つ。その後、3回目のピットインを挟みながらもトップを守り、再び雨脚が強く3度目の赤旗が振られる中でレースが終了。チームとして2018年以来の5年ぶりの勝利を飾った。