「全国みどりの工場大賞」のロゴマーク
横浜ゴムの新城南工場(愛知県新城市)は、経済産業省および一般財団法人日本緑化センターが実施した2023年度緑化優良工場等表彰制度(全国みどりの工場大賞)で「日本緑化センター会長賞」の受賞を(12月25日)発表した。
「全国みどりの工場大賞」への選定は尾道工場(広島県)、新城工場に続き、同社として3拠点目。
「全国みどりの工場大賞」は、工場緑化の一層の推進を図ることを目的として1982年に創設され、工場緑化を推進し、工場内外の環境の向上に顕著な功績があった工場や団体および個人に対して毎年表彰を実施しているもの。
これらの賞典は、日本緑化センター会長表彰の他に、経済産業省が主催する経済産業大臣表彰、各経済産業局が主催する経済産業局長表彰の3つで構成されている。
横浜ゴムでは新城南工場について「当該工場は、工場周辺の斜面を緑や花で彩る景観創出に加え、植栽する植物も地元に自生している木から種をとった苗を利用するなど、生態系に配慮した緑地を整備しています。
また育てた苗木を植樹を行っている団体や県立公園へ累計8万本以上無料配布するなど地域の植樹活動や環境教育の支援および緑化の普及啓発に継続的に努めており、こうした取り組みが今回の受賞に繋がりました。
横浜ゴムグループは、2021年度から2023年度までの中期経営計画〝Yokohama Transformation 2023(YX2023)(ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン)〟のサステナビリティ経営に於いて〝未来への思いやり〟をスローガンに掲げ、事業活動を通じた社会課題への貢献を持続的な企業価値向上に繋げていきます」と話している。