ヤマハ発動機は7月27日、バーチャルリアリティ(VR)上で開催される世界最大規模の展示会「バーチャルマーケット6(開催期間、8月14日~8月28日)」に、スーパースポーツバイク「YZF-R1」、パーソナルモビリティ「MOTOROiD(モトロイド)」を出品し、VRワールド内を移動できる無料のシェアライドのサービスを提供する。
このサービスでは、バーチャル空間ならではの”新しい体験価値提供”として、VR空間上で乗って移動が出来るバーチャル車両を出品する。実車さながらの作り込みや二輪車特有の動き、サウンド、爽快感なども体感できるシェアライドのサービスだとしている。
また、展示ではバーチャル車両のほかに、ヒト型自律ライディングロボット「MOTOBOT(モトボット)」の3Dアバターを設置する。来場者はこのMOTOBOTになってバイクに乗り、会場内を回遊することができる。
■出展モデルの概要
「YZF-R1」
1998年の販売開始からスーパースポーツ市場を牽引してきたヤマハ発動機のモーターサイクルのフラッグシップモデルで、サーキットを征する性能を照準に開発した製品。
https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2019/0717/yzf-r1.html
「MOTOROiD」
2017年の東京モータショーで発表されたコンセプトモデルで、感動体験の創出を目的に、知能化技術というインテリジェンスを用いて、「人とマシンが共響するパーソナルモビリティ」を目指す概念検証実験機。
https://global.yamaha-motor.com/jp/design_technology/technology/electronic/011/
「MOTOBOT」
モーターサイクル技術とロボティクス技術を融合し、未知の領域を開拓する自律ライディングロボット。車両そのものには手を入れず、ヒト側から見た車両操作にフォーカスし、高速でのサーキット走行を可能にした。
※シェアライドサービスをご利用頂くには、VRゴーグルが必要。
https://global.yamaha-motor.com/jp/design_technology/technology/motobot/
■バーチャルマーケットについて
バーチャルマーケットは、VR法人HIKKYが主催する、世界最大規模のバーチャル展示会。膨大な数の個人サークルのほか、有名な企業も多数出展している。入場無料、かつ期間中は24時間いつでもアクセスすることができる。
https://vket6.v-market.work/about