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2024年8月8日【イベント】

ヤマハ発動機、「国際物流総合展2024」に出展

NEXT MOBILITY編集部

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ヤマハ発動機・ロゴ

ヤマハ発動機は8月8日、東京ビッグサイトで9月10日(火)~13日(金)まで開催される国内最大級の物流機器・設備の展示会「国際物流総合展2024」に、同社とティアフォーの合弁会社〝eve autonomy (イヴ・オートノミー)〟との合同ブース(東7ホール 7-1013)を出展すると発表した。

 

物流業界では、人手不足や働く人々の労働環境等を背景に、作業効率の向上に向けた自動化への取り組みが進んでいる。そこで、合同ブースでは今回、〝μ to km(ミクロン・トゥ・キロメートル)~Robotics Transportation~〟をテーマに、ミニマムな投資で物流現場の自動化/省人化を実現させるためのアプローチを提案。

 

ヤマハ発動機から、自動化に貢献する同社のロボティクス製品をはじめ、導入しやすく汎用性の高い搬送支援機器を、またイヴ・オートノミーから、屋外対応型の無人搬送サービスを用いたソリューション等、物流工程の自動化や省人化、さらには働く人々の支援につながる機器やサービスを展示・紹介する。

 

[主な展示製品/サービス]

1.バゲット型自動倉庫/特注直交ロボット
ヤマハ発動機の強みである特注対応を活かした、フレキシブルな簡易自動倉庫を提案。幅5m×高さ2mの大型直交ロボットにコンベアを搭載し、ワーク(作業物)を指定された位置に高速で収納/払い出す。

 

 

2.大型スカラロボット
重量物の搬送に最適なアーム長と剛性を持ち、オフセットされたワーク(作業物)の搬送も可能な大型スカラロボット。従来の垂直多関節ロボットよりも低コストで自動化に貢献。

 

 

3.リニアコンベアモジュール「LCMR200」
モジュール構造とリニアモーターによる高速ダイレクト駆動が特長の搬送システム。ブースでは、スカラロボットやピック&プレイスロボットなど各種自社製品と組み合わせ、生産ラインを止めずにNG品の手直しなどができる「3列水平循環構造」を紹介する。

 

 

4.タフネスAGV
ヤマハ発動機製の電動車椅子の動力ユニットと、シンプルな制御の組み合わせで、屋内外のタフな環境下でも活躍するウォッシャブル仕様の自働搬送機(AGV)。優れた汎用性と扱いやすさ、200kgの重量物を運ぶパワフルな牽引力や、斜度7度を登る高い走破性が特長。

 

 

5.電動アシスト手押し台車
既存の台車にセットすることで人が押す力を電動モーターがアシストし、運搬業務の負荷を軽減する動力ユニット。特に自働化設備が配置できない狭い通路などに有効で、200kgまでの重量物の運搬が可能。

 

 

6.屋内外対応自動搬送用EV 「FG-01」
ヤマハ発動機のnゴルフカー車両技術とティアフォーの自動運転技術を組み合わせた、風雨や傾斜・段差のある屋外環境でも走行可能な無人搬送車両。なお、イヴ・オートノミーでは、工場敷地内での人手不足等の課題解決に貢献する、サポートや自動運転専用保険などをパッケージした自動搬送サービス「eve auto(イヴ・オート)」を提供している。

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。