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2023年8月18日【イベント】

VW、EVによるカナダ横断で最小充電回数のギネス記録

坂上 賢治

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写真は、フォルクスワーゲン・カナダのライナー・ジートロウ氏とピエール・ブータン社長兼最高経営責任者(CEO)、およびフォルクスワーゲン従業員が、ライナー氏のID.4によるギネス世界記録達成を祝う。 (CNWグループ/フォルクスワーゲン・カナダ社)

 

ドイツ人アドベンチャードライバーとして著名なライナー・ジートロウ氏(Rainer Zietlow)は8月16日(カナダ・オンタリオ州アジャックス)、フォルクスワーゲンID.4EVでEVによる最小充電回数によるカナダ横断のギネス世界記録を達成。( 坂上 賢治 )

 

翌17日にフォルクスワーゲン・カナダ本社で、同社従業員らとの特別祝賀会に於いて電気自動車の最少充電でカナダ横断を達成したことを祝った。

 

 

ジートロウ氏とカメラマンのエルリック・ポップ氏は、 2023年7月25日にフォルクスワーゲンID.4EVでニュージャージー州セントジョンズを出発し、延べ7日間で7,133kmを走破。その間18回の充電停止でカナダを横断。8月1日にブリティッシュコロンビア州ビクトリアで旅を終えた。

 

ちなみにジートロウ氏は現在、ギネス世界記録の旅の逆方向に別のクロスカントリー旅行を行っており、途中で145拠点のフォルクスワーゲン カナダ ディーラーに立ち寄り、旅の詳細を共有中だ。その中には、先のアヤックスにあるフォルクスワーゲン本社を訪問し、従業員らと祝賀会を開くことも含まれる(写真)。

 

 

フォルクスワーゲン・カナダ社長兼最高経営責任者(CEO)のピエール・ブータン氏は、「フォルクスワーゲンファミリーは、ライナー氏の新たなギネス世界記録を祝うことができて大変うれしく思っている。

 

 

私たちのID.4 SUV は、この冒険の理想的な相棒であることが証明され、国の東海岸と西海岸を隔てる何千キロもの距離を走るのに必要な快適性、スペース、航続距離を提供していきたい」と述べた。

 

 

またジートロウ氏は、「この美しい国を二度目の海岸から海岸まで旅行して、ディーラーやフォルクスワーゲン従業員とともにこの達成を祝うことは特別なことです。

 

これによりカナダ国民が電気自動車の長距離走行能力と、カナダの継続的に改善されている充電インフラに自信を持てるようになることを願っています」と話している。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。