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2024年1月18日【イベント】

USニュース誌、2024ベスト・カー・フォー・ザ・マネーを発表

坂上 賢治

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USニュース&ワールドレポート誌は1月18日(米国・ワシントンDC発)、 2024年のベスト・カー・フォー ・ザ・マネーを発表した。なお同誌は 1月18日(木曜日)の午後1時20分から、ワシントンDCオートショーの檜舞台でベスト・カー・フォー・ザ・マネーの受賞車を表彰する。

 

これらの栄冠は、初のベスト・プラグイン・ハイブリッドSUVフォー・ザ・マネーを筆頭にベスト・ビークル・ブランド、ベストカーズ・フォー・ファミリーズなど11の自動車カテゴリーを幅広くカバーており、優れた品質と恒久的価値を併せ持った最良の組み合わせを消費者に向けて提供している。

 

そもそも1933年に創刊された同誌は、教育・健康・マネー・旅行・自動車・不動産・キャリアなど多様なテーマ毎に、独立したデータジャーナリズムを基に毎月4,000万人以上の人々へ社会行動・消費行動に係るアドバイスを行い、製品ランキングの発表や各種イベントを主催。

 

クルマの購入情報についても、過去1年間で6,100万人以上の自動車ユーザーをサポート。有益なクルマの購入情報として積極活用されているという。

 

USニュース編集長のリズ・オプシトニク氏は、「例えばベスト・カー・フォー・ザ・マネーは優れた所有体験を提供し、長期的な価値に於いて優れた車両に対して敬意を表するものです。

 

今回は2024年キア スポーテージPHEVがベスト・プラグイン・ハイブリッドSUVフォー・ザ・マネー賞を獲得。プラグイン・ハイブリッドSUVが今回、初めて選ばれたことを心より誇りに思います」と述べた。

 

なお今年は、ホンダとキアが複数カテゴリーで最優秀賞を4件獲得。ホンダシビック、ホンダ オデッセイ、キア ソウルは、それぞれのカテゴリーで長年に亘って栄冠を欲しいままにしており、これらは低い所有コスト、最高の安全性評価、優れたドライビングダイナミクスへの真摯な取り組みを示しているとした。

 

またヒョンデも今年3つの栄冠を獲得。アイオニック5は最先端の技術機能、広々とした車内、推定5年間の所有コスト換算で電動SUVクラスで初のランク入りを果たした。

 

そんな各賞を獲得した車両は、先の通りで、個々カテゴリで最高品質と優れた価値の組み合わせを達成したクルマとなる。その評価は、USニュース・ベスト・カー・ランキングの総合スコアに基づき評価。価値基準では、将来の取引価格のデータと、予測される今後5年間の所有コストが安価に抑えられるかを勘案して選定されている。

 

対象車と各賞のカテゴリーは以下の通り

 

2024年 ホンダ シビック.
/コストパフォーマンスに優れた最高のコンパクトカー

 

2024年 ヒョンデ ツーソン.
/コストパフォーマンスに優れた最高のコンパクトSUV

 

2024年 ヒョンデ アイオニック5.
/コストパフォーマンスに優れた最高の電動SUV

 

2024年ヒョンデ エラントラハイブリッド.
/コストパフォーマンスに優れた最高のハイブリッドカー

 

2024年 キア スポーテージハイブリッド.
/コストパフォーマンスに優れた最高のハイブリッドSUV

 

2024年 ホンダ アコード.
/コストパフォーマンスに優れた中型車

 

2024年 ホンダ オデッセイ.
/コストパフォーマンスに優れたミニバン

 

2024年 キア スポーテージPHEV.
/コストパフォーマンスに優れた最高のプラグインハイブリッドSUV

 

2024年 ホンダ パスポート.
/コストパフォーマンスに優れた最高の 2 列SUV

 

2024年 キア テルライド.
/コストパフォーマンスに優れた最高の 3 列シートSUV

 

2024年 キア ソウル.
/コストパフォーマンスに優れた最高のサブコンパクトSUV

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。