UDトラックス は4月19日、同社のフラッグシップモデルである大型トラック「Quon (クオン)」が2004年の販売開始から今年で20周年を迎えたことを記念して、YouTube公式チャンネルに〝UD Trucks – Quon誕生20周年~「その一歩先へ」 〟と題する3分半の動画を投稿した。
クオン誕生の2004年、国物流業界は環境問題やドライバー不足に直面。またトラックメーカーを取り巻く経営環境も厳しく、当時世界で最も厳しいと言われた排出ガス規制をクリアするミッションが課せられていたと云う。
そのような状況のなか、UDトラックスは、大型トラックに於いて、世界初の尿素SCRシステムを実用化。〝人に寄り添うトラックとして、地球にも、ドライバーにも、物流ビジネスにもやさしくあり続けたい〟という想いからクオンを世に送り出した。
その後、クオンは、エンジンやミッション技術・コネクティビティの革新を続けて2017年に新モデルに移行し、「UDアクティブステアリング」などの技術による、より安全で快適なドライビング体験や、ドライバー、物流事業者、社会の課題を解決するイノベーションを提供。2023年には、圧倒的なパワーとトルクを提供するGH13エンジンを搭載した新型「Quon GW」を発表し、その想いを今に伝えている。
なお、SCRシステムの開発から窒素酸化物浄化に不可欠なAdBlueの全国供給網の立ち上げに始まった同社のチャレンジは、現在、業界標準として多くのトラックに普及していると云う。