トヨタ自動車は11月21日、17~21日に開催された「第61回技能五輪全国大会(愛知県常滑市、愛知県国際展示場など)」で、参加した10職種の内、8職種の金メダルを獲得したと発表した。
技能五輪全国大会は、次代を担う青年技能者に技能の重要性や必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成を図ることなどを目的に、1963年から開催されている技能競技大会。
トヨタが、8職種の金メダルを獲得するのは2011年の第49回大会と、2012年の第50回大会で7職種の金賞を獲得して以来11年振り。これに加え「フライス盤」、「試作モデル製作」、「自動車板金」、「車体塗装」、「ITネットワークシステム管理」の5職種では連覇となった。
[トヨタの金メダル獲得者]
<氏名、職種、部署>
– 畑田 翼、プラスチック金型、モノづくりエンジニアリング部
– 北川 雄基、メカトロニクス、上郷工場・下山工場 製造支援部
– 播戸 蒼磨、メカトロニクス、モノづくりエンジニアリング部
– 平間 祐翔、フライス盤、モノづくりエンジニアリング部
– 植田 創一朗、試作モデル製作、素形材技術部
– 小石 嵩陽、自動車板金、開発試作部
– 塩塚 幸之助、電子機器組立て、第1電動先行開発部
– 星野 悠音、車体塗装、デザイン統括部
– 明樂 球志、ITネットワークシステム管理、トヨタ技能者養成所
今回の金メダル獲得者の内6名(5職種)は、フランス・リヨンで開催される「第47回技能五輪国際大会」に日本代表として出場。全国大会の開催が無い3職種の内2職種も国際大会への出場権を獲得した。
[上記以外の国際大会出場者]
<氏名、職種、部署>
– 小林 祥真、業務用ITソフトウェア・ソリューションズ、トヨタ技能者養成所
– 平松 遼馬、CNCフライス盤、モビリティツーリング