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2023年12月20日【イベント】

トヨタ博物館「お蔵出し展」を1月26日より開催

坂上 賢治

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トヨタ自動車の文化施設「トヨタ博物館(愛知県長久手市)」は、来たる2024年1月26日(金)から6月30日(日)まで「お蔵出し展」を開催すると(12月20日)発表した。

 

トヨタ博物館では、クルマ館の常設展示車両140台の他に400台あまりの歴史的に貴重な車両を収蔵しているが、今回は「お蔵出し展」と銘打ち、泣く泣く常設展示を見送っている収蔵車400台の中からレアな13台を展示するとしている。

 

より具体的には、60年前に日本や欧州の道を庶民の足として走り回った大衆車、1960-1970年代の日米欧の伝説的なスポーツカー、1964年の東京オリンピックで選手の移動をサポートしたコミューターバス、日本車でありながら日本には導入されなかった海外市場専用車など5つのテーマに分けて紹介する。

 

トヨタ博物館では、「展示のたびに大人気となるクルマはもちろん、今回初めてご覧いただく希少車もあるのではないでしょうか。活躍した時代も場所も異なる様々なクルマたちをお届けいたします」と話している。

 

展示内容の詳細は以下の通り

 

1. 「お蔵出し展」
(1)期間:2024年1月26日(金)~6月30日(日)
(2)場所:トヨタ博物館 文化館2階 企画展示室
(3)内容:常設展示車同様に貴重な収蔵車約400台の中から5つのテーマを設け、13台を紹介

 

2. 展示車両(テーマ別・年代順)
テーマ:1950-60年代の日本と欧州の大衆車
車両名:1. DAF 600(1959年・オランダ)
    2. トラバント 601 ユニバーサル(1965年・東ドイツ)
    3. 三菱 コルト1000F(1968年・日本)

 

テーマ:日米欧、憧れのスポーツカー3選
車両名:4. シボレー コルベット スティングレイ(1963年・アメリカ)
    5. 日産 スカイラインGT-R(1970年・日本)
    6. ロータス エランS4(1972年・イギリス)

 

テーマ:日本では見られない日本車
車両名:7. トヨタ バンデランテ(2001年・ブラジル)
    8. トヨタ ハイラックス VIGO(2005年・タイ)
    9. トヨタ アイゴ(2006年・チェコ)

 

テーマ:昭和のコミューターバス
車両名:10. トヨタ ライトバス(1963年・日本)

 

テーマ:トヨタ博物館が収蔵する二輪車
車両名:11. 三菱 十字号 自転車(1947年・日本)
    12. 三菱 シルバーピジョン(1949年・日本)
    13. ホンダ スーパーカブCA100型(1962年・日本)

 

DAF 600(1959年)

 

シボレー コルベット スティングレイ(1963年)

 

トヨタ バンデランテ(2001年)

 

3. 「春だ!今こそオープンカー 走行披露会」
日時  :2024年3月20日(水・祝) 10:00-10:30
場所  :P1駐車場(無料ゾーン)
走行車両:2台 トヨタ 2000GT ロードスター(1967年)、
         レクサス LFA スパイダー(2012年)
     ※雨天中止、予告なく車両が変更になる場合があります。

 

4. エントランス特別展示
(1) 86 コンセプトカー展示
期間  :2024年2月14日(水)~5月6日(月)
展示車両:トヨタFT-86 Open Concept(2013年)、
     トヨタ86 シューティングブレーク(2016年)

 

(2) MR2 40周年記念展示
期間  :2024年5月8日(水)~6月30日(日)
展示車両:トヨタ MR2 プロトタイプ(1983年)、トヨタ MR2 AW11(1984年)

 

(1)(2)共通
場所:文化館1階 エントランス(無料ゾーン)
※予告なく展示車両が変更になる場合があります。

 

5. イベント
(1) 「青空クルマ図書室 ~晴れた日は外で読書はいかが~」
日時:2024年3月30日(土) 10:00~16:00
場所:芝生広場(無料ゾーン)
内容:ドライブに出かけたくなる本や、乗り物絵本などを準備し、
   屋外での読書を楽しんでいただくとともに絵本の読み聞かせも行います。
   ※雨天中止

 

(2)「2024春の消防フェスタ(仮称)」
日時:2024年3月2日(土)
場所:P2駐車場(無料ゾーン)
内容:春季火災予防運動週間に防火・防災イベントを開催します。
   詳細は後日ホームページに掲載予定。

 

6. 小学生無料期間
期間:2024年3月16日(土)~4月7日(日)

 

トヨタ博物館所在地:
〒480-1118 愛知県長久手市横道41-100
 ・地下鉄東山線「藤が丘」駅よりリニモに乗り換え「芸大通」駅下車徒歩5分
 ・名古屋瀬戸道路「長久手IC」より西へ0.4km(グリーンロード沿い)
 TEL:0561-63-5151 FAX:0561-63-5159
開館時間:9:30~17:00(入館受付は16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
 ・2/12(月・祝)開館、2/13(火)休館
入場料:大人1,200円 シルバー(65歳以上)700円 中高生600円 小学生400円
 ・消費税込み/団体割引あり
 ・会期中の3/16(土)~4/7(日)は小学生入場無料

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。