トヨタ紡織は10月11日、ポートメッセなごや(愛知県名古屋市)にて30日(水)から11月1日(金)まで開催される、「メッセナゴヤ2024 」の出展概要を発表した。
同社ブース(小間番号:A-67)では、サステナブルな社会に貢献という考えの下、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミーの実現に向けた取り組みや製品・技術を紹介。それら展示品・技術は、15日(火)から11月29日(金)にインターネット上で開催される「メッセナゴヤ2024 オンライン展示会」(来場者事前登録が必要)でも閲覧できると云う。
[主な展示品]
(1)温熱快適性と省エネを両立する「サーマルコンフォートシート」
シートの背もたれと座面にシートヒーターやシートベンチレーションシステム(※1)を備えると共に、首元へも温風や冷風を送って快適性をさらに向上させたシート。体に近い部分で温め、または冷やすことで、エアコンで車室内全体を温度調整するよりも省エネルギーかつ快適な車室空間を実現。
※1:シート内部に装備されたファンで、背もたれと座面から空気を吸い込み、不快な蒸れを防止する機能。
(2)その他
①シルバーアント遮熱表皮:砂漠に生息するアリ(シルバーアント)の体毛構造を模倣した、太陽光を反射することで内装品の温度上昇を抑止するファブリック。
②小型化燃料電池(※2)システムを搭載した「水素自転車」。
③起潮力(※3)の活用など。
※2 水素をエネルギーとする発電装置。
※3 太陽と月、地球の相互作用により、潮の干満や重力の変化などを引き起こす力。