トヨタ紡織は6月10日、欧州子会社であるトヨタ紡織ヨーロッパに於いて7日、第三者による不正アクセスを受け、一部のデータが盗取されたと発表した。
不正アクセスは、データ授受システムのプログラムの脆弱性によるもの。トヨタ紡織では、被害にあったシステムのプログラム不具合を修正し、同様の不正アクセスへの対策を実施。他拠点への影響はないことを確認していると云う。
なお、詳細は調査中であるが、現時点では、グループ会社の生産・販売活動には支障もなく、通常通りの稼働を続けているとのこと。
トヨタ紡織は、今回の件を踏まえ、グループとして改めてセキュリティ対策を強化し、再発防止に取り組んでいくとしている。