トヨタ紡織は12月16日、米国ネバダ州ラスベガス市で来年1月5日から1月8日に開催される「CES2023」に出展(1月5日~2月28日開催のオンライン展示会にも出展)すると発表した。
安全・環境を前提に、快適を追求した空間を実現するためのソリューションを提供する「インテリアスペースクリエイター」として、新たな価値創造を目指しているトヨタ紡織は、今回、MaaS社会に向けた車室空間ソリューションとして、将来の自動運転を想定した車室空間を提案する。
[主な展示品]
「Diversatility(ダイバーサティリティ/※)」というコンセプトの下、多様な移動ニーズへの対応や利用シーンに合わせた空間レイアウト、内装アイテムの載せ替えが可能な、自動運転レベル4を想定した都市部シェアモビリティーのための車室空間。
乗員の状況やニーズに応じて車内環境などを最適に制御する6つの先進システムを搭載し、清潔で快適な空間や車室空間をカスタマイズすることで車椅子ユーザーなど様々な人に快適な移動体験を提供する。
※Diversity(タイバーシティ)とVersatility(バーサティリティ)を合わせた造語。
2)MaaSサービス空間コンセプト「MOOX」
自動運転レベル5の時代に於ける、様々なサービスニーズに対応する車室空間コンセプトの下、テイラードスペースシステム(シートや内装アイテムの脱着交換機能)を搭載。今回はシートから疲労・ストレス度を推定し、搭載デバイスでの五感制御で乗員のリラックス・リフレッシュに貢献するウェルネス空間を展示する。
3)その他
ブース内のオープンイノベーションエリアでは、多様な企業と連携して行っている新たなソリューション等の開発品などを展示。
[出展場所]
ラスベガスコンベンションセンター West Hallブース番号3254(1月5日~2月28日開催のオンライン展示会にも出展)
■(トヨタ紡織)「CES 2023」特設サイト(MX221、MOOXに関する詳細等):https://tech.toyota-boshoku.com/ces2023/press/