豊田合成は10月28日、ポートメッセなごや(名古屋市)で11月16日から3日間開催される「メッセナゴヤ2022」に出展すると発表した。
豊田合成は今回、ゴム・樹脂の専門メーカーとしての知見を活かし、製品のライフサイクル(原材料調達、生産~リサイクル・廃棄)を通じて脱炭素・循環型社会の実現に寄与する取り組みを紹介。また、電動化への対応技術では、バッテリー式電気自動車(BEV)向けの「フロントパネル」や燃料電池自動車(FCEV)向けの「高圧水素タンク」を展示する。
さらに、エアバッグなどの生産時の端材を活用したエコブランド「Re-S(リーズ)」商品や、同社製のUV-C(深紫外線)LEDを用いた除菌関連商品の展示・販売も行う。
[主な展示品]
1.脱炭素・循環型社会に向けた取り組み(原材料調達、生産~リサイクル・廃棄まで、製品のライフサイクルを通じたCO2・廃棄物低減)
・「バイオ素材」や「リサイクル樹脂材」を用いた自動車部品(開発品)や、同社の独自技術を用いた「ゴムのリサイクル技術」などを展示。
2.電動化への対応(BEV対応フロントパネル)
・新たな車の顔となる樹脂製パネルのコンセプト。BEVらしい先進的な「意匠性」と、先進運転支援システムを支えるミリ波レーダやLiDAR(近赤外線)の「透過機能」を両立。
バイオ素材のCNF強化プラスチックを使用した内装部品(グラブボックス)(左)と、BEV対応フロントパネル(右)。
3. 「Re-S」・「UV-C LED」商品(展示・販売)
・リサイクルの難しいエアバッグ生地やハンドルの本革の端材をバッグやペンケースなどに生まれ変わらせたエコブランド「Re-S」や、UV-C LEDで空気や水、物の表面を除菌する各種商品を紹介。その場での購入も可能。
エアバッグ生地などを活用したバッグ(左)と、UV-Cパーソナル空間除菌脱臭装置(右)。
[イベント概要]
– 名称:日本最大級異業種交流展示会「メッセナゴヤ2022」
– 会期:2022年11月16日(水)~18日(金)
– 会場:ポートメッセなごや 第1展示館(名古屋港金城ふ頭)
– 開場時間:午前10時~午後5時
– オンライン開催:2022年11月1日(火)10時〜30日(水)17時
– 入場料:無料
– 主催:メッセナゴヤ実行委員会(構成団体:愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所)
– 後援(予定):中部経済産業局、一般財団法人地球産業文化研究所
– 催事:各種セミナー・イベント・シンポジウム
■メッセナゴヤ2022:https://www.messenagoya.jp/