東海理化は5月13日、パシフィコ横浜で22~24日まで開催される「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA 」に出展すると発表した。
同社は今回、自動車業界を取り巻く環境や自動車の使われ方・車室内での人の過ごし方が変化していくなかで多様化するクルマの機能・価値に対応するため、これまで培ってきた技術を活かしつつ、さらなる挑戦や進化を取り入れた新たなクルマの価値創出を目指すプロダクトを紹介する。
[主な展示・出品物]
(1)インテリジェントコックピット
人がクルマを操作する世界から「人をとらえ、意思を読み取り、人に応える」世界へをコンセプトとし、クルマの価値を拡張させる「インテリジェントコックピット」を進化。
人の気持ちを察して、クルマの中での感覚(視覚・聴覚・触覚・嗅覚)を通して体験を可能とするユーザーインターフェイスや、運転しながら直感的に車内の機能や社会のアプリケーションサービスへアクセスが可能なステアリングスイッチにより、安全性・快適性・利便性を向上させた社会とつながるコックピットと、デザイン性と操作性を両立した透過加飾パネルやサステナブル素材「Bamboo+」の特長を活かした内装を併せて提案する。
(2)脱輪予兆検知システム/UWB幼児置き去り検知システム/電流センサモジュール
スマートシステムなどの電波システムで培った経験・技術を応用し、タイヤ脱輪の予兆を走行中のドライバーに通知することで脱輪事故を防止する「脱輪予兆検知システム」。
UWB通信技術を活用することで、車室内に配置した UWB レーダーセンサーで車室内の生体有無を判定し、車内への幼児置き去り防止を実現する「UWB 幼児置き去り検知システム」。
磁気・熱解析、プレス、成形により培った技術を活用し、インホイールモータの開発に貢献する「電流センサモジュール」 (同展示品はe-Gle社とのコラボレーション)。など、社会の抱える問題や課題解決に貢献するアイテムを紹介する。
[イベント概要]
– 名称:人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA
– 開催期間:2024年5月22日(水)~5月24日(金)
(オンライン展示会 は5月22日(水)~6月5日(水)まで)
– 場所:パシフィコ横浜(神奈川県横浜市西区みなとみらい 1-1-1)
– 入場料:無料(来場には事前登録が必要)
– 東海理化ブースの小間番号:385