ティアフォーは8月2日、2023年8月より世界経済フォーラム(WEF /World Economic Forum)のUnicorn Community(ユニコーン・コミュニティ)の活動へ参画する事を明らかにした。
世界経済フォーラムは、経済や環境など世界情勢の改善に向けて、経済界の取り組みを促すためのグローバルな官民協力プラットフォームとなる国際機関で、1971年、スイスの経済学者クラウス・シュワブ氏により設立。グローバルかつ地域的な経済問題に取り組むために、政治、経済、学術等の各分野における指導者層の交流促進を目的として誕生した独立・非営利団体。
同フォーラムは、経済界や政界、学者や知識人など、多様な分野のリーダーが参加しており、スイスのダボスで開催する年次総会でも知られている。今回、ティアフォーが参画するユニコーン・コミュニティは、評価額が10億ドル以上と見込まれる未上場スタートアップからなる招待制のグループ。
ティアフォーは予てより、自動運転の民主化をビジョンを掲げて、世界初の自動運転用オープンソースソフトウェア「Autoware」の開発を主導。
国際業界団体「The Autoware Foundation」の設立メンバーとして世界中の組織と個人がAutowareを活用して自動運転技術の発展に貢献できるオープンエコシステムの構築を推進してきた。
また2023年6月には世界経済フォーラム主催の「Annual Meeting of the New Champions」(通称:サマーダボス会議)にも招待され、自動運転がもたらす社会的価値とそれに向けた重要課題に関する最新動向を示すと共に、オープンエコシステムを通じたグローバルイノベーション先導を提言する役目を果たした。
今回のユニコーン・コミュニティへの参加は、これまでのグローバル規模での活動が世界経済フォーラムに評価されたためとティアフォーでは述べている。