一般社団法人 日本流行色協会は、優れたモビリティのカラーデザインを顕彰する制度「オートカラーアウォード2023」を12月12日・13日東京国際交流館プラザ平成(東京・江東区)で開催した。結果、「グランプリ」はグランプリは「N-BOX」に。「特別賞」にヤマハ「YZF-R7」が選出された。
【グランプリ】
本田技術研究所「N-BOX」
テーマ/暮らしのリズムに調和する HAPPY Rhythm CMF
カラー/エクステリア=オータムイエロー・パール インテリア=グレージュ×グレー
【授賞理由】
今回のオートカラーアウォードでは、カスタマーとどうコミュニケーションをとり、CMFに反映したかが評価のポイントとなった。N-BOXはカスタマーの行動をよく観察し、機能性と楽しさをリズミカルに表現していた。エクステリアのイエローは車のカラーデザインでは難しい色相で、少しずれるとアウトドアイメージが強すぎたり、汚く見えてしまったりするが、N-BOXはほっこり温かくなるような「ちょうど良い」イエローを実現したことが評価された。
【メーカーからのアピールポイント】
エクステリア
・黄色の華やかさはそのままに、より日常にやさしく寄り添う、温かみのあるイエローです。
・ホワイトカラーのアクセントを施し、イエローとのコントラストでさり気なくオシャレなスタイル。
インテリア
・横基調のコントラストによって実寸以上の広さ感を演出し、広さがもたらす安心感を明快に表現しました。
・Hondaとして新しい表現の異色ミックス樹脂カラーとお家の壁材のような新シボによって、リビングライクで毎日くつろいで過ごせる室内を提供します。
【特 別 賞】
ヤマハ発動機「YZF-R7」
テーマ/ファンと共創するCMFG
カラー/ヤマハファクトリーレーシングブルー
【授賞理由】
カスタマーと深いコミュニケーションをとり、ファンの要望を引き出してより美しいCMFデザインを作り上げた。この方法は、CMFデザインの新しい在り方として高く評価された。微妙に色相がずれた2色のブルーが太陽の光が加わることで調和しており、難しいツートーンを見事に成功させた。また、走行時にグラデーションのように見え2色がうまく交わることにも驚きを感じる。
【メーカーからのアピールポイント】
スポーツバイクを売るからには、レースファンの期待に応えたい。そんな想いから、お客様との共創が始まりました。愛車が憧れのファクトリーレーシングのカウリングに。ヤマハ史上最高彩度のレース専用ブルーを初めて市販車に。ファンが選んだデザインをエンブレムに。メーカーとファンの壁を飛び越えモノづくりをしたことで、ファンが最も欲しい外装キットが完成しました。「人生が変わったCMFG」の誕生です。