SUBARUのモータースポーツ統括会社スバルテクニカインターナショナルは4月18日、来たる5月20日から21日にかけてドイツ・ラインラント=プファルツ州アイフェル地方のニュルブルクリンクサーキットで開催される第51回ニュルブルクリンク24時間レースに「WRX S4」をベースとする車両で参戦すると発表した。
なお同チャレンジは、2008年以来今年で14回目となる。SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2023は、2.0リットル以上2.6リットル未満のターボエンジン搭載車クラスである「SP4T」に初参戦してクラス優勝を目指す。
SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2023主な特長は以下の通り
・スバルグローバルプラットフォーム
・2.4L直噴ターボエンジン
・フロントロアアームのボールジョイント大型化、および耐久性・信頼性の向上
・マフラー大型化、レイアウト変更による走行音レギュレーション対策、および空力改善(フラットフロア)
・フレキシブルドロータワーバーブラケットの軽量化と剛性バランスの変更
チーム総監督は辰己英治、監督は沢田拓也、車両開発のプロジェクトリーダーは渋谷直樹が担当。ドライバーは、カルロ・ヴァン・ダム(オランダ)、ティム・シュリック(ドイツ)、山内英輝(日本)、井口卓人(日本)の布陣で挑む。
また今回も全国のSUBARU販売店から選抜された8名のメカニックがチームに参加し、レースをサポートする。販売店メカニックの海外自動車レースへの参加は、メカニックの技術力向上を目的に1990年より継続されている。