スバル(SUBARU)は10月28日、国内の販売特約店36社の営業スタッフが、会員サービスの「マイスバル」への新規会員登録を、客の同意を得ずに行っていたと発表した。
今回、マイスバルに勝手に登録されたのは合計5,409件。登録情報(個人情報を含む)には、氏名・法人名、住所、生年月日等が含まれる。なお、これらの情報は、スバルが管理するサーバーに保管されていることから、スバルおよび販売特約店以外への提供はないとのこと。
スバルでは現在、各販売特約店の営業スタッフから対象者に順次経緯を説明。意向確認の上、サービスの会員登録を削除する手続を進めていると云う。
「マイスバル」は、専用スマートフォンアプリ(またはWebサイト)を通じて、担当販売店へのコンタクトや点検整備の申込み、所有車両の情報や過去の整備履歴を確認する機能、事故や故障時のコールセンターへの緊急連絡などを提供するスバル車オーナー向け会員サービス。
スバルは今後、同意の有無を確認するなど、事案の調査を継続すると共に、背景を踏まえた原因追究を行い、適切な再発防止策を講じていくとしている。
[事案が確認された販売特約店と顧客数]
・北海道スバル株式会社:323
・宮城スバル自動車:47
・青森スバル自動車:94
・岩手スバル自動車:147
・秋田スバル自動車:123
・山形スバル:327
・福島スバル自動車:607
・新潟スバル自動車:52
・スバル信州:33
・北陸スバル自動車:101
・富士スバル:986
・栃木スバル自動車:55
・埼玉スバル:66
・神奈川スバル:5
・千葉スバル:233
・東京スバル:73
・山梨スバル自動車:67
・名古屋スバル自動車:507
・岐阜スバル自動車:1
・三重スバル自動車:1
・奈良スバル自動車:18
・大阪スバル:41
・京都スバル自動車:14
・滋賀スバル自動車:2
・兵庫スバル自動車:17
・広島スバル:70
・山陰スバル:302
・岡山スバル自動車:26
・山口スバル:440
・東四国スバル:1
・四国スバル:106
・福岡スバル:47
・西九州スバル:70
・熊本スバル自動車:45
・大分スバル自動車:291
・南九州スバル:71