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2022年5月25日【テクノロジー】

スバル・アウトバック、JNCAPの2021年度ファイブスター大賞

NEXT MOBILITY編集部

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スバル(SUBARU)は5月25日、国土交通省と自動車事故対策機構(NASVA/*1)が実施する、自動車の安全性能を比較評価する“自動車アセスメント(JNCAP/*2)”に於いて、「レガシィ アウトバック(以下、アウトバック)」が、2021年度の衝突安全性能と予防安全性能の総合評価で最高得点(*3)を獲得し、「自動車安全性能2021 ファイブスター(*4)大賞」を受賞したと発表した。

 

ファイブスター大賞は、ファイブスター賞の対象車種の内、評価年度内での最高得点の車種に与えられる賞。スバル車の大賞受賞は、昨年2020年度の「レヴォーグ」に続き2年連続。

SUBARU・ロゴ

レガシーは、どこまでも走り続けられるような安心感と快適性、荷物を効率的に積める積載性、質感の高い内装といった、クルマとしての本質的価値を磨き続けることで、その時代が求める豊かさを追求してきたスバルのフラッグシップ車。アウトバックは、そのクロスオーバーSUVモデルとなる。

 

 

[アウトバックの安全へのこだわり]

■衝突安全性能

 

・“スバルグローバルプラットフォーム×フルインナーフレーム構造”を採用。車体強度の大幅向上とフレームワークの最適化により、従来モデルに対し、衝突エネルギーの吸収率を一段と向上。

 

・フレーム下にフロント前面衝突時の衝撃をより効果的に分散させる“セカンドロードパス”を採用。自車の衝突安全性を高めると共に、衝突相手車両の被害軽減を図った。

 

・“デュアルSRSエアバッグ”をはじめ、側面衝突時に備える“SRSサイドエアバッグ”+“SRSカーテンエアバッグ”や、前面衝突時に下肢へのダメージを軽減する“運転席SRSニーエアバッグ”、シートベルトによる拘束保護性能を高める“助手席SRSシートクッションエアバッグ”を採用。さらに、歩行者との衝突を検知した場合、Aピラーやフロントガラス下部といった硬いパーツを覆うようにエアバッグを展開させることで、歩行者への衝撃を緩和する“歩行者保護エアバッグ”も全車標準装備。

 

■予防安全性能

 

・視野を大幅に広げた新開発のステレオカメラに、前後4つのレーダーを組み合わせることで360度センシングを実現した新世代“アイサイト”を全車標準装備。ソフトウェアの性能向上や“電動ブレーキブースター”採用などと併せて、交差点の右左折時や見通しの悪い場所での出会い頭など、より幅広いシーンで衝突の回避をサポート。

 

・交通事故やトラブル発生の際にドライバーを24時間365日サポートするコネクティッドサービス「SUBARU STARLINK(スバル・スターリンク/*5)」を採用。

 

 

スバルは、提案する「安心と愉しさ」を支える重要な要素である安全性能を、総合安全(*6)の考え方の下、今後も進化させ、2030年死亡交通事故ゼロ(*7)を目指すとしている。

 

*1:National Agency for Automotive Safety and Victims’ Aid。
*2:Japan New Car Assessment Program。
*3:衝突安全性能評価:ランクA / 95.07点(100点満点)、予防安全性能評価:ランクA / 81.95点(82点満点)、事故⾃動緊急通報装置:8点(8点満点)、総得点:ファイブスター / 185.02点(190点満点)。
*4:衝突安全性能及び予防安全性能の評価がAランク且つ事故自動緊急通報装置を備えていること。
*5:サービス詳細は、専用サイト<https://www.subaru.jp/connected/>にて確認可。
*6:0次安全、走行安全、予防安全、衝突安全+つながる安全。
*7:スバル車に乗車中の死亡事故およびスバル車との衝突による歩行者・自転車等の死亡事故をゼロに。

 

■(スバル)レガシィ アウトバック:https://www.subaru.jp/legacy/outback/
■(NASVA)試験結果詳細:https://www.nasva.go.jp/mamoru/assessment_car/detail/100

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。