楽天モバイルは10月23日、かねてより申請をしていた700MHz帯の特定基地局の開設計画が、同日、総務大臣より認定を受けたことを発表した。
700MHz帯は、建物内でもつながりやすく、広範囲に届くといった電波特性により、他の周波数帯と比較して基地局などの設備投資が抑えられることから、モバイルデバイスでの利用に適しているとされ、「プラチナバンド」とも呼ばれている。
認定に伴い、楽天モバイルでは、700MHz帯(770MHzを超え773MHz以下)を活用したモバイルネットワークの構築を開始。独自のネットワーク技術や既存の基地局サイトを生かすことで、コストを抑えた効率的な基地局開設を行い、当初の期日よりもできるだけ早く運用が開始できるよう準備を進めるとしている。