ポルシェジャパンは、ポルシェと現代アーティストとのコラボレーション作品「Crystal Eroded Porsche 911」(クリスタル エローデッド ポルシェ911)を2020年11月19日、渋谷パルコにおいて1日限定で公開すると、11月17日発表した。
「Crystal Eroded Porsche 911」は、ポルシェのアイコンである911(最新の992型)を採用し、ダニエル・アーシャムの象徴的なモチーフを外観に取り入れることによって完成した駆動可能なアート作品。911の外観に白くマットな石膏素材をベースに、彫刻とクォーツを取り入れた加工が、フロント・サイド・リアの箇所に施されている。これは時間を重ね進化してきた強靭な車体内部を表現している。
ポルシェは、2年以上もの歳月をかけて930モデルを採用したコラボレーション作品などダニエル・アーシャムとの活動に取り組んでいる。今回の作品に対してダニエル・アーシャムは次のようにコメントした。「私はいつも、劣化して侵食されても走れるような機能的なクルマを作りたいと思っていました。この作品は、まったくの新車を用いたという点でユニークなプロジェクトでした。過去にも車のプロジェクトで採用していた象徴的な彫刻とクォーツのアイデアを取り入れましたが、私が手掛けた中では初めての実走行可能な作品です。」
このアート作品は、アジア圏内で順次公開されており、今年開催された中国の成都国際モーターショー2020では多くの人を魅了した。日本ではファッション・アートの中心となる渋谷を舞台に、渋谷パルコの1周年記念パーティに合わせ1日限りの展示を行う。
「Crystal Eroded Porsche 911」作品展示
– 開催日時:2020年11月19日(木) 11:00-21:00
– 展示場所:渋谷パルコ 1F スペイン坂広場付近
*雨天の場合、展示は中止となる