日産自動車は8月21日、自動車技術会関東支部(以下、自技会)と東京都市大学(以下、都市大)と共に、「エコ1チャレンジカップ 2024 ~中・高校生による手作り電気自動車コンテスト~ 」を、24日(土)に開催すると発表した。
コンテストでは、〝ものづくりの楽しさや環境、エネルギー問題について学び、学生の創意工夫や知的挑戦を促し、その体験を通じて独創性に富む人材を育むこと〟目的に、中・高校生がチームを組み、電気自動車(EV)を手作りで製作。「走る・曲がる・止まる」といったクルマの基本性能と環境に配慮したデザイン性に加えて、機能性やコスト競争力を競う。なお、コンテストの運営に使用する電力の一部は、日産が提供するEV「日産リーフ」から供給されると云う。
このコンテストは、武蔵工業大学(現:都市大)が1998年に「バッテリーカーコンテスト」として初めて開催し、その後「都市大エコ1チャレンジカップ」へと名称が変更されたもので、2019年には、サステナビリティを事業の中核に据え、地域社会への貢献に力を入れる日産が、次代を担う子どもたちの可能性を広げることを目的として主催者に加わり、コンテストの名称も現在の「エコ1チャレンジカップ ~中・高校生による手作り電気自動車コンテスト~」へと変更。
その後の2021年からは、主催者に自技会も加わり、3者による共同開催となったと云う。
<エコ1チャレンジカップ2024の概要>
– 主催者:公益社団法人自動車技術会 関東支部、東京都市大学、日産自動車株式会社。
– 開催趣旨:
(1)ものづくりの楽しさと重要性の認識。
(2)環境とエネルギー問題の認識と体験。
(3)創造性に富む人材の育成。
– 日程:2024年8月24日(土)
– 場所:東急自動車学校/住所:東京都多摩市唐木田 3-6
(表彰式・閉会式は対面で実施。会場での観戦も可能)
– 参加資格:
原則として中学生及び高校生のチーム。但し未成年チームの場合は、責任者として教員あるいは保護者の指導を要する。
– 参加チーム:関東地区および長野、静岡から19チームが参加予定。
– 備考:
競技の様子や結果は自技会の公式ホームページ で公開予定。熱中症への対策にも十分に配慮して実施する。