日産自動車は9月26日、同社栃木工場を訪れる工場見学者用ゲストホールのリニューアルを完了し、同日オープンしたことを発表した。
栃木工場では、1974年に工場見学を開始し、2005年には栃木県に於ける同社の情報発信施設としてゲストホールも新設。クルマの展示や様々なイベントを通じて、日産の技術やブランドを発信するなど、これまでに小学生を中心に、243万人以上の見学者を受け入れてきたと云う。
そのような歴史を持つ栃木工場が今回、「体験を通じて日産のものづくりを身近に感じてもらう」ことをコンセプトに、ゲストホールをリニューアルした。
リニューアル後のゲストホールでは、入口を抜けた先に同工場で生産している最新の車両を展示し、また施設内には、クルマが安全や環境に配慮しながらどのようにつくられているのかを、「プレス」、「車体(溶接)」、「塗装」、「組立」、「検査」の5つの工程に分け、幅広い年齢層のゲストにも理解できるよう、映像や部品の展示などを通じて分かりやすく紹介。
その他、日産のものづくりやブランドを目で見て触って体感できるインタラクティブコンテンツや体験型の展示も用意した。
また、革新的な生産技術で次世代のクルマづくりを支え、カーボンニュートラルの実現に貢献する同社独自のクルマづくりコンセプト「ニッサン・インテリジェント・ファクトリー」が初めて導入された工場として、同コンセプトによる最先端のクルマづくりについても実感できるようになっていると云う。
<栃木工場ゲストホール概要>
– 住所:栃木県河内郡上三川町上蒲生2500
– 開館時間:月~金曜日の9-17時(GW、夏季・年末年始休暇は休館)。
– 見学申し込み:ゲストホールの見学は自由(無料)。但し、工場見学を希望する場合は、同社サイト からの申込みが必要。
■参考リンク:日産ものづくりサイト