日本精機は3月9日、経済産業省と日本健康会議より『健康経営優良法人(大規模法人部門)2022 ~ホワイト500~』に認定されたことを発表した。
この認定制度は2017年に開始されているが、日本精機としては2021年に初めて申請を行い、ホワイト500として初認定を受けた。
日本精機は、「健康経営」を全社方針に掲げ、『日本精機グループ 健康宣言』を行うとともに、『NS健康白書』をWebsiteに公開した。2021年には、“健康経営推進サポートチーム”を社内公募により6名で発足させている。
近年の具体的な取組みとして、①メンタルヘルスやキャリア開発支援の一環として、保健師と産業カウンセラーによる面談、②社員食堂における、健康配慮/メタボ対策のランチメニュー「ウェルネスランチ/Wellness Lunch」の開発、提供、③定期健康診断の二次健康診断受診率向上の活動、④社内の組織的な健康経営推進と地域連携した健康づくり推進を実行が挙げられる。
2021年度は「ウェルネスランチ」を更に美味しく・健康的に進化。地元の長岡農業高等学校の生徒が製法にこだわって作った「新米/卵/マーマレードジャム」を使用した“プチ贅沢なランチ”を『食育の日(19日)』限定メニューとして提供するなど、「従業員・家族・学生・地域の皆さまの健康増進と地域活性化を“食”を通して目指す活動」として推進する。
地元「長岡農業高等学校」の食材提供を受けての食育メニュー
健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度。健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目標としている。(経済産業省Websiteより引用)
なお、大規模法人部門の認定法人のなかで、健康経営度調査結果の上位500法人が“ホワイト500”と認定される。