三菱自動車工業は9月28日、2020年モデルの「パジェロスポーツ(*1)」と2021年モデルの「アウトランダー」が、ロシアの“SUVオブ・ザ・イヤー2021(*2)”を受賞したと発表した。なお、「パジェロスポーツ」は自動車メディアにより“ミッドサイズSUV部門”に、「アウトランダー」は一般投票により“ミッドサイズクロスオーバー部門”に選出された。
また、「パジェロスポーツ」は、ロシアのカー・オブ・ザ・イヤー2021(*3)で“ベスト・ニュー・プロダクト・オブ・ザ・イヤー”も獲得した。
「パジェロスポーツ」は、本格オールラウンドSUVのパジェロで培ったオフロード性能と信頼・耐久性に、快適・機能性を融合させたミッドサイズSUV。一方の「アウトランダー」は、実用性と機動力、そして環境性能と経済性を兼ね備えたクロスオーバーSUV。
三菱自動車は、これら両モデルに注ぎ込まれた同社のSUV技術や快適な走りをもたらす四輪制御技術などが、今回の評価に繋がったとしている。
今回の受賞を受けて、ロシア販売会社であるMMC Rus(エムエムシー・ルス)社長 兼 CEOの岩場理氏(タイトル写真)は、以下のようにコメントしている。
「三菱自動車はロシアでの活動開始から今年で30周年を迎え、ロシアの道路や天候に適した理想的なSUVを作ることを目標に、これまで商品を改良し続けてきました。その結果が、審査員やお客様からの高いご評価と今回の受賞に繋がったと感じています。『パジェロスポーツ』と『アウトランダー』に投票いただいた方々へ心より感謝の気持ちをお伝えいたします」。
*1:一部の国・地域では「モンテロスポーツ」として販売。
*2:ロシアの自動車メディア、ブロガー、一般の3つのグループによって選出される。2021年の一般投票は約2万2千人が参加。
*3:一般投票によって各部門の勝者が選出される。2021年の一般投票は約100万人が参加。