三菱自動車工業は10月11日、東京ビッグサイト(江東区・有明)にて28日から一般公開される「JAPAN MOBILITY SHOW 2023 (ジャパンモビリティショー2023/JMS)」(*1)の出品内容を発表した。
同社ブースでは、冒険心を呼び覚まし行動範囲を広げる電動クロスオーバーMPVのコンセプトカーを世界初披露するほか、今年7月にタイで発表し、来年初頭に国内投入を予定する新型ピックアップトラック「トライトン」を日本初披露する。また、スタートアップ企業とコラボレーションした小型モビリティ「Last 1 mile Mobility(ラスト・ワンマイル・モビリティ)」を参考出品する。
*1:日本自動車工業会が主催。プレスデーは10月25日~26日。オフィシャルデーは26日。特別招待日は27日。一般公開は28日~11月5日。
[出品内容]
1.コンセプトカー(世界初披露)
SUVならではの走破性とMPVの居住性と快適性、使い勝手を兼ね備え、カーボンニュートラル社会の実現を見据えた電動クロスオーバーMPV。
“Borderless Adventure(ボーダレス・アドベンチャー)”をコンセプトに、開放感あふれる大空間のキャビンと、様々な冒険に応える航続距離と走破性を実現。電動車ならではの走りや走行モード切替、しっかりと確保した最低地上高、大径タイヤの採用、電動4WDなど、どんな天候や路面でも安心して楽しめ、今までよりも一歩先まで踏み出すことができる頼もしい相棒のような存在となると云う。
2.電動小型モビリティ「Last 1 mile Mobility」(世界初披露)
電動車の使用済みバッテリーを搭載する、クルマで辿りついた場所のさらに一歩先への冒険を可能とするバギータイプの未来の小型モビリティ。次世代の椅子型モビリティの開発・製品化に取り組むスタートアップ企業“LIFEHUB社 (ライフハブ/*2)”とのコラボレーションにより誕生。
*2)LIFEHUB社:モビリティ製品の研究開発を行うスタートアップ企業。ロボティクス・AIなどの先端テクノロジーを駆使し、全ての人に移動の自由を届けるべく、製品開発に取り組んでいる。
3.新型「トライトン」(プロトタイプ)(日本初披露)
1トンピックアップトラック。「Power for Adventure(パワー・フォー・アドベンチャー)」の商品コンセプトの下、内外装デザインからフレーム、シャシー、ボディ、エンジン等を一新。日本市場には約12年ぶりに投入される計画で、来年初頭の発売が予定されている。
<特長>
・新開発のラダーフレームを採用。
・高出力化と環境性能向上を両立した新開発の2.4Lクリーンディーゼルターボエンジンを搭載。
・新開発のサスペンションによる良好な乗り心地や優れた操縦安定性、スーパーセレクト4WD-II、バージョンアップしたドライブモードにより高い走行性能を実現。
・頼もしく存在感のあるフロントフェイスとワイドで厚みのあるスタイリング、機能的で操作性に優れ、上質感を持ったインテリアを実現。
・衝突安全性能の向上と運転支援機能の充実、そして快適性の大幅な向上により、ビジネスユースからパーソナルユースまで幅広く対応。
[出品一覧]