関東自動車と、みちのりホールディングス(みちのりHD)は12月20日、栃木県下野市で関東自動車が運行する自治医大病院線(自治医大駅~自治医大病院)にて路線バスの自動運転実証を行う。
具体的には、国土交通省が実施する「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転実証調査事業)」に採択された栃木県実施の自動運転路線バスの運用施策「ABCプロジェクト」の一環として2024年1月16日(火)~2024年2月19日(火)の期間を設けて実施するもの。
当該実証では、自動運転技術を路線バスに適用させるべく、本格実装に向けたリスクアセスメントを検討。更に路線バスへの技術適応の可能性検証と共に、地域住民の社会受容性も検証。営業運行する路線バス運行でのレベル4実装を目指す。
なお実証実験に先立ち、2024年1月14日の10:00から自治医大病院東口駅前ターミナル(栃木県下野市医大前3丁目13−3)にて、出発式を執り行う予定という。
実証実験の概要
●走行予定ルート:自治医大駅~自治医大病院前
・片道:約0.9㎞
・バス停3か所
・平日19便、土日祝日19便を運行
●走行予定ダイヤ
・走行技術検証のため、今年度の走行実証では当該路線の昼間を中心としたダイヤを自動運転走行します。(*表中、黄色ダイヤが自動運転)
●走行予定の車両情報
・実証では、いすゞ社のエルガミオ©をベース車両に、先進モビリティが改造する自動運転車両を用いて実施。自治医大病院の敷地内の一部を除き、全線でレベル2での走行を予定している。
●車両のオリジナルラッピング