
マツダは3月28日、創業からの歴史やヒストリックカーなどを展示する自動車産業見学施設「マツダミュージアム 」(広島本社敷地内)を部分改修し、4月1日から一般公開を再開すると発表した。
1994年に開館、年間5万人以上の人が来場するという同ミュージアムでは、今回、同社の魅力やこれまでの歩み、今後目指す未来をより臨場感を持って体験できるよう、従来の展示をベースにコンテンツを拡充。主に、以下のようなコンテンツのアップデートが行われた。
<コンテンツの主なアップデート内容>
・最新のコンセプトカーである「MAZDA ICONIC SP」の展示などを通じて、未来への期待が抱けるようなマツダのビジョンを表現。
・モータースポーツの歴史の展示に立体音響を導入。1991年のルマン24時間レースにて日本車として初の総合優勝を果たしたマツダ787Bのエンジン音や熱気、歓声をリアルに再現することで、モータースポーツの魅力を体験。
・バイオディーゼル燃料を活用した最新のモータースポーツ車両の展示を新設。カーボンニュートラル実現に向けて挑戦するマツダの姿勢が感じられる取り組みを紹介。
・クルマの基本となる技術をゼロから見直し、「走る歓び」と「優れた環境・安全性能」を両立したマツダ独自の「SKYACTIV技術」を具現化した車両の分解展示により、現代のマツダにつながる革新的なクルマづくりを体感。
マツダは、地域の人々とのつながりや、いきいきとする体験を通じて、前向きに今日を生きる人の輪を、広島から全国へ、そして世界へ広げていきたいとしている。
[マツダミュージアムの概要]
– 見学・予約方法:完全予約制(予約サイト から予約)
– 案内言語(集合時間):日本語(9:15~11:15)、英語(14:15~16:15)
– 入場料:無料
– 休館日:土日、同社休業日(年末年始、GW、夏期休暇など)
– 問い合わせ先:マツダ公式HP