NEXT MOBILITY

MENU

2024年11月8日【トピックス】

マツダのドライビングレッスンが横浜市のふるさと納税返礼品に

NEXT MOBILITY編集部

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

横浜市+マツダ・ロゴ

マツダは11月8日、横浜市のふるさと納税の返礼品として、同社の研究開発拠点の一つである〝マツダR&Dセンター横浜(MRY:Mazda R&D center Yokohama)〟(神奈川区)での体験型ドライビングレッスン「マツダ・プレミアムドライビングレッスン」を提供することが決定したと発表した。

 

横浜市では、ふるさと納税をきっかけに、横浜市に訪問してもらい、観光や地域経済の振興につなげることを目的とした、返礼品の拡充を推進。

 

今回、横浜市の返礼品となった「マツダ・プレミアムドライビングレッスン」では、マツダの独自価値である〝走る歓び〟の創造に携わってきた〝操縦安定性能エンジニア〟である虫谷泰典(むしたに やすよし/返礼品での通称:虫ちゃん)氏によるドライビングレッスンをはじめ、自動車研究開発の歴史・魅力についての講座や開発者育成のための社内教育プログラム体験など、「ひと中心」のクルマづくりの裏側が体験できる特別なプログラムを予定していると云う。

 

「マツダ・プレミアムドライビングレッスン」のイメージ。 「マツダ・プレミアムドライビングレッスン」のイメージ(タイトル画像含む)。

 

操縦安定性能エンジニアの虫谷泰典氏について

近年のマツダ車の〝乗り味〟をつくりこむ、統合制御システム開発本部兼操縦安定性能開発部の首席エンジニアである虫谷泰典氏は、高校サッカーのユース日本代表にまで選出され、数多のスカウトを受けるも、クルマに携わる夢を捨てきれずにマツダに入社。

 

マツダサッカークラブ(現サンフレッチェ広島)に所属し、プレミアリーグ(イングランド)への留学も果たすが、世界レベルの技術やメンタリティの差に衝撃を受け、悩んだ末、〝35歳の時に胸を張ってマツダのエンジニアだと言えるようになろう〟と人生をリ・スタートしたという遍歴の持ち主。

 

その後、地道な努力を重ね、クルマの信頼性能や操縦安定性能などの開発に携わるなか、海外駐在後に手がけたプレマシーが評価された虫谷氏は、現在のマツダ車に共通する独自の〝乗り味〟の基盤を作り上げたひとりとして、Web/雑誌などから多数取材を受けている。

 

 

1.返礼品の概要
– 返礼品名:虫ちゃん率いる匠たちが集結!マツダ・プレミアムドライビングレッスン
– 開催日:第1回:2025年2月1日(土) 、第2回:2025年2月2日(日)
– 開催時間(各回共通):午前の部 9:00~12:30、午後の部 13:30~17:00
– 開催場所:横浜市神奈川区守屋町2丁目5番地 マツダR&Dセンター横浜
– 募集人数:各回6名の合計24名
– 主な体験内容:

・マツダ車の乗り味を作り込んできた虫ちゃんが語る!ひと中心のクルマづくり。
・あなたの知らない「骨盤を立てるといい理由」。
・ヒトの身体能力を活かすクルマとは? オドロキの試乗体験。
・「あなたの身体能力を引き出すドラポジ」フィッティング。
・虫ちゃん直伝!あなたの愛車で、世界一遅い!?ドライビングレッスン。
・マツダR&Dセンター横浜バックヤードでのマツダ787B(レプリカ)との記念撮影 など。

– 参加要件:
・寄附1件につき、1名のみ参加可(付き添いは1名まで参加可)。
・18歳以上で自動車運転免許保持者、自家用車で来場できる人(マツダ車以外での参加も可能)。

 

2.寄附受付について
– 受付期間:2024年11月13日(水)11:00 ~ 2025年1月20日(月)23:59
– 寄附金額:1件80,000円
– 受付方法:〝ふるさとチョイス 〟、〝ふるなび 〟、〝JRE MALL ふるさと納税 〟からの申し込み(各申込みページは、11月8日(金)15時頃から公開予定)

 

3.その他
(1)大規模な災害や荒天時等、やむを得ず延期となる場合、第1回実施分は2025年2月8日(土)に、第2回実施分は2025年2月9日(日)に延期する。
(2)寄附の受付は、受付人数に達し次第終了。
(3)横浜市内在住の人は、平成31年4月1日の総務省告示により、横浜市の返礼品を受け取れない。
(4)画像は全てイメージ。また記載の内容については、予告なく変更となる場合がある。

 

 

(参考)マツダR&Dセンター横浜について

1987年に「マツダ横浜研究所」として、横浜市神奈川区で開所されたマツダ(本社、広島県)の首都圏に於ける研究拠点(1990年に現在の名称に変更)。米国のフォードが1927年に構えた〝日本フォード〟の組立工場を、かつて同社と提携関係にあったマツダが取得。当時の組立工場の骨組みを一部残したままで活用することで、横浜市や日本に於ける自動車生産の歴史を肌で感じることができる施設となっている(通常、一般非公開)。

 

 

[問い合わせ先]
・ふるさと納税に関すること
政策経営局財源確保推進課ふるさと納税担当課長 西海 友希代
電話:045-671-4808

 

・返礼品の内容に関すること
マツダ株式会社 R&D 戦略企画本部 担当 内田 麻美
電話:045-461-1211

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。