
マツダは3月12日、昨年国内で発売した3列シートクロスオーバーSUV「MAZDA CX-80(マツダ・シーエックス エイティ)」が、2024年度JNCAP総合評価で最高となる「自動車安全性能2024ファイブスター賞」を受賞したことを発表した。
2024年度JNCAP総合評価の内訳として、「MAZDA CX-80」は「予防安全性能」および「衝突安全性能」の項目でAランク、「事故自動緊急通報装置」の項目で満点として評価された。
マツダは2040年を目途に、自社の新車を原因とする死亡事故をゼロにすることを目標として、ドライバーが安全運転できる状態を最大限に確保し、事故リスクの発生自体を抑制する安全思想「MAZDA PROACTIVE SAFETY(マツダ・プロアクティブ・セーフティ)」にもとづいた技術開発に取り組んでいる。
今回の安全性能に係る評価については「MAZDA PROACTIVE SAFETY」をもとに、乗員が安心して体験や行動の幅を広げることをサポートする狙いで開発された。そんな「MAZDA CX-80」に採用されている主要な安全技術は以下の通り。
ドライバー異常時対応システム(DEA)
ドライバーの異常時に事故被害を軽減するための機能を採用。ドライバー状態検知技術、ドライバー異常時退避技術といった2つのコア技術とひと中心の設計思想により人に寄り添い、「見守る」「助ける」技術により、ドライバーに安全・安心感を提供。
クルージング&トラフィック・サポート(CTS)緊急停止支援機能付
ドライバーの前方不注意や運転不適状態に対して、ドライバーに危険を気づかせ安全運転をサポートすることを目的としたリスク低減機能が進化。
スマート・ブレーキ・サポート(SBS)
対向車が車線逸脱し、自車と正面衝突する可能性があると判断すると、早めにブレーキ操作に介入し、事前に減速することで衝突被害の軽減をサポート。また、交差点を曲がった先の道路を横断している歩行者や自転車と衝突する可能性がある場合もブレーキを作動、事故被害軽減をアシスト。
後部ボディ構造
リアサイドフレームを軸圧縮変形させることで、CX-8比で2倍となる後面衝突時のエネルギー吸収量を実現。後席乗員の安全性向上に寄与。
リアシートアラート
子供や荷物を後席に置いたまま降車することのないようドライバーに注意喚起を促す機能。イグニッションをオフにした場合、リアドアを開けることなく車室内音とメーター内のテキスト表示により告知する。
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マツダでは今評価にあたり、2030年に向け、今後も「ひと中心」の価値観のもと「走る歓び」を進化させ続け、お客さまの日常に移動体験の感動を創造し、「生きる歓び」をお届けしていくことを目指してまいりますと話している。
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関連サイト
独立行政法人 自動車事故対策機構(NASVA)
https://www.nasva.go.jp/mamoru/about/about.html
MAZDA CX-80
https://www.mazda.co.jp/cars/cx-80/
安全の主役はドライバー
https://www.mazda.com/ja/innovation/monozukuri/technology/safety/
“健康とクルマはつながっている?マツダと弘前大学が挑戦する、人に寄り添ったクルマがつくるウェルビーイングな社会”
https://www.mazda.com/ja/mazda-mirai-base/articles/20250219-wellbeing-hirosaki/
“乗れば乗るほど元気になる?脳科学やAIでひとの本質を研究するマツダのクルマづくりとウェルビーイング”
https://www.mazda.com/ja/mazda-mirai-base/articles/20250214-wellbeing-car/