歴史を刻んだクルマと現行車両によるパレードは、ロータス75周年に相応しいものに
ロータスは、来たる7月13日から16日まで開かれる〝グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2023〟に自社ブランドとして過去最大規模のブース出展を行う。これによりリアル会場への来訪者並びに、この期間のイベント映像に胸膨らませる世界のカーファンへ向けた活動を積極展開する。
ロータスによると、今年のブース内容はヒルクライムのスタート地点近くに設けられ、ブランドの75周年を祝うのに相応しい過去から現在に至る多様なモデルラインナップが披露される他、それらによるパレードラン「ロー タス・モーメント」などにより、その勇姿を目の当たりにするための絶好の機会になるという。
その主役は、グッドウッドフェスティバルの会場ブースに並ぶエミーラ、エヴァイヤ、エレトレのなかでも、619PS(450kW)の最高出力と710N・m(72.4kgf・m)の最大トルクを絞り出すオール・エレクトリック・パワートレインを搭載したエレトレとなる。
思えば昨年、ロータスとしては新提案となったSUVのエレトレは、20分で残量10%→80%へ急速充電可能な112kWhのバッテリーを搭載。これにシングルモーターの「エレトレ」と「エレトレS」。
更にデュアルモーターの高性能バージョン「エレトレR(最高出力905PS/675kW+最大トルク985N・m/100.4kgf・m)」を組み合わせた3モデル構成を揃える布陣となっており、ロータスのなかでも、新たな製品を好む顧客をターゲットに据えている。
ロータス・カスタマー・エクスペリエ ンス・チームのメンバーは、ロータス・ブースで1日2回、自社の未来を示すアクティブ・エアロダイナミクス技術を紹介する他、英国のスピーカーブランドKEF、音響処理のパイオニアであるドルビー・アトモスとのパートナーシップを活かしてようやく完成させた没入型車載23スピーカー・オーディオ・システムなどのデモンストレーションなども行う。
また、今年のグッドウッドの晴れ舞台では2.0リッター4気筒エンジン搭載のエミーラも初公開となり、車両ラインナップのレンジが大きく拡大される。
結果、グッドウッドフェスティバルでは、エレトレ、エミーラ、エミーラV6に、4モーターで2000馬力台のパワーを引き出す電動ハイパーカーのエヴァイヤの4台がヒルクライムへ参加。ファースト・グランス・パドックのロータスブースでもエレトレとエミーラ2.0リッターが展示される。
ロータスのグループ副社長兼チーフ・コマーシャル・オフィサーのマイク・ジョンストンは、「75周年を迎える今年、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのラ インナップは素晴らしいものになりました。
現在のラインナップは、これまでの全てへのオマージュとして相応しいものであり、ファンにとっては、ロータスのクルマを見たり、知識豊富なプロダクト・ エキスパートからロータスの変貌について学んだり出来るとても素晴らしい場です。
また土曜日にヒルクライムではF1ワールドチャンピオンのジェンソン・バトンがエヴァイヤをドライブする他、米国で大人気のモータースポッドキャスト「The Smoking Tire」のライブ収録(金曜と土曜の2回)、KEFのエキスパートによるエレトレのオーディオシステムのプレゼンテーションなどが予定されています」と話している。
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