市光工業は6月2日、現在開催中の「自動車技術展:人とくるまのテクノロジー展 2021 ONLINE」への出展を発表した。
市光工業は1903年創業以来、自動車用ランプとミラーの純正部品専門メーカーとして、国内外の主要自動車メーカーに製品を納入してきた。2017年には仏ヴァレオ社の子会社となり、電動化や自動運転に対応した新製品の開発、グローバル市場でのシェア獲得や地理的な相互補完関係などの強化を進めている。
展示では、今日のモビリティにおける重要課題である自動運転と電動化に関するライティングソリューションを発表している。
– 人とくるまのテクノロジー展 2021
https://aee.expo-info.jsae.or.jp/ja/
「e-Grille」
電気自動車(EV/HEV/PHEV)のための、従来のラジエターグリルに取って代わる新しいライティングの商品。
「HDライティング」
数千ピクセルに分割された光を個別に制御し、必要最低限の範囲だけを遮光するグレアフリーハイビームで対向車や先行車への幻惑を防ぐ。また、ヘッドランプによる路面描画でドライバーの運転支援を実現する。
「ニアフィールドプロジェクション」
より安全・安心な交通社会の実現に向けた新しいアプローチの安全ソリューション。歩行者や自転車、バイクといった車両周辺の道路利用者に向けた情報伝達を行う。
「3Dサラウンドマルチビュー」
4つのHDカメラによる映像をリアルタイムで合成し、高画質の3D映像で全方位の安全な視界を表示する。