ジェイテクトは1月20日、愛知県が主催する「2022愛知環境賞」において、最高賞である金賞を受賞したと発表した。
愛知環境賞とは、2005年愛知万博の開催に合わせて愛知県が創設。省資源や省エネルギー、リサイクルなどに関する優れた技術や活動などを表彰することで、資源循環型社会の形成促進を目指していくもの。
賞の内訳は、最高賞の金賞を筆頭に銀賞、銅賞、中日新聞賞、名古屋市長賞、優秀賞が設けられ、省資源、省エネルギー、3Rおよび新エネルギー活用など、資源循環や環境負荷低減における新技術や事業、活動や教育などが選考され、評価が行われる。
今回の受賞は、自動車部品製造や産業機械における高度な設計・製造の技術により世界のモノづくりを支えるとともに、様々な産業分野における低摩擦化・軽量化・長寿命化により貢献してきたこれまでの実績と、今後も、カーボンニュートラルや資源循環型社会の実現に向けて積極的に取り組む企業姿勢が評価されたものだという。
ジェイテクトでは長期・中期経営計画においてマテリアリティ(重要課題)を明確化しており、環境の分野についても、「未来の子どもたちのために豊かな地球を守る」ために、地球温暖化防止、循環型社会への貢献、環境負荷物質削減を重要課題として位置付けている。
中でも、地球温暖化防止については、スコープ1,2におけるCO2排出量をグローバルで実質ゼロにするカーボンニュートラルの目標を、「環境チャレンジ2050」から10年前倒しした2040年とし、これまでの省エネルギー活動に加え、新たな技術の導入も含めた積極的な活動を推進している。