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2024年9月18日【トピックス】

JAF、実写版危険予知トレーニング「自転車編」に新動画

NEXT MOBILITY編集部

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JAF・ロゴ

日本自動車連盟(JAF)は9月18日、自転車乗車時の交通事故防止を目的とした「実写版 危険予知・事故回避トレーニング」の「自転車編」に新たな動画2本を追加し、公式ウェブサイトとYouTubeの公式アカウントで公開した。

 

道路交通に潜む危険を事前に予測し、適切に対応することで交通事故を未然に防止することを目的としたこの実写を使ったトレーニングでは、〝安全〟に危険な場面を覚えることで、予測する能力を訓練。この手法は、交通安全教育に於いて事故防止効果が認められているものであると云う。

 

「自転車編」を追加公開

JAFは今回、今年5月17日に可決・成立した〝改正道路交通法〟により、近い将来、自転車の交通違反に対する取り締まりが大きく変わることを見越して、「実写版 危険予知・事故回避トレーニング」の自転車編に、交通違反や事故の防止の啓発を目的とした動画2本を追加。これらのコンテンツでは、自転車が関係する違反や事故が増加する現状を踏まえた、道路上での危険な場面が再現されていると云う。

 

自転車編その1 :「通学のため自転車で車道を走行中、前の自転車(友人)を追い抜こうと思うが…」。このような場面に潜む危険を体験。

 

 

自転車編その2 :「車道を自転車で走行中、交差点を直進しようと思うが、前方には歩道を走行する自転車がおり…」。このような場面に潜む危険を体験。

 

 

なお、「実写版 危険予知・事故回避トレーニング」には、今回公開された内容のほかにも〝危険な場面〟を想定した様々な動画が公開されており、またこれらの動画をクイズ化した「交通安全3分トレーニング」も公開されている。

 

「交通安全3分トレーニング」では、毎日異なる危険予知クイズが出題され、動画を見て解答すると、危険度ランクや注意すべきポイントの解説が見られるほか、「受講完了証」も発行(画像保存)されるので、個人だけでなく、企業や職業ドライバーの社内安全教育にも活用できると云う。

 

JAFは、今後も映像コンテンツの制作・公開をはじめとした各種交通安全活動を通じて、日本全国の交通課題を解決するための活動を積極的に行っていくとしている。

 

■参考リンク:
・(JAF)「実写版」危険予知・事故回避トレーニング

・(JAFのYouTube公式アカウント)JAF Channel

・(JAF)交通安全3分トレーニング

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。