日本自動車連盟(JAF)は5月31日、速度域の異なる様々なモビリティが混在する交通社会に於いて、ユーザーの交通安全意識を向上させ、交通事故を防止することを目的として、クルマ以外のモビリティに関する特設サイト「いろいろなモビリティ これからのモビリティ社会と交通 」を公開した。
全ての人が安全で快適に、少ないコストで環境に優しい移動ができるよう、様々な需要・用途に応えて生まれたモビリティの展開が進んでいる。
また、これに呼応するかたちで、2023年7月にはいわゆる「電動キックボード」に関する改正道路交通法が施行され、最高速度や車体の大きさなど、一定の要件を満たすものは「特定小型原動機付自転車」として16歳以上はクルマやバイクの運転免許がなくても乗れるようになった。
そこでJAFは、今回、既存のモビリティと多種多様で速度域の異なる新たなモビリティが混在する社会の中で、それらすべての乗り物が共存していくためには、〝ドライバーが交通ルールやマナーを守ること〟また〝日ごろから様々な交通場面に応じて「危険を予測し、それに備えた行動」や「停止状態での安全確認」を続けること〟が大切であるとの観点から、「電動キックボード」と「トゥクトゥク」、「トライク」、「シニアカー」、「電動ミニカー」、「グリーンスローモビリティ」の特徴や注意点について紹介する特設サイトを公開。
このサイトを通じて、様々なモビリティについて事前に理解し、実際の運転に役立てて欲しいとしている。