
いすゞ自動車は3月10日、幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で4月11日(金)から13日(日)まで3日間開催される「AUTOMOBILE COUNCIL 2025 (オートモビルカウンシル2025)」の出展概要を発表した。
今回がオートモビルカウンシル初出展となる同社では、世界的に著名なカーデザイナーのジョルジェット・ジウジアーロ氏によるデザインの歴史に残る名車や歴史を変えた傑作の中から厳選された10台が展示される特別展〝世界を変えたマエストロ〟に、1979年に「ピアッツァ」のプロトタイプとして発表した「Asso di Fiori(アッソ・ディ・フィオーリ)」(イタリア語で〝クラブのエース〟)を展示する。
<出展車両>
・アッソ・ディ・フィオーリ
1979年3月のジュネーブモーターショーで発表され、その2年後の1981年に「ピアッツァ」として発売されたスペシャルティカー。
フラッシュサーフェスと、くさび型のウェッジシェイプフォルムによる空力特性と居住性の融合をスタイリングのテーマに、先進的な外観デザインやデジタルメーターとサテライトスイッチが備わった未来的なコクピット、さらには大人4人が乗車できる居住性や実用性も兼ね備えていた。
ジウジアーロ氏は、この「ピアッツァ」のほか、1968年にはフェンダー、ドア、ボンネットからトランクに至る美しい曲線が特徴的な「117クーペ」を、また1985年には〝街の遊撃手〟のキャッチコピーで多くの人に愛された2代目「ジェミニ」のデザインを担当するなど、いすゞとは1960年代後半より深く関わり、同社の乗用車の歴史に大きく貢献した。
いすゞは今回、そんなジウジアーロ氏からの熱烈な要望もあって、深い思い入れと共に保存してきた「アッソ・ディ・フィオーリ」を、特別展に展示する。
[イベントの開催概要]
– 名称:AUTOMOBILE COUNCIL 2025(オートモビルカウンシル2025)
– 会期:4月11日(金)~13日(日)※4月11日(金)は特別内覧日
– 会場:幕張メッセ 国際展示場 9/10/11ホール
– 主催:AUTOMOBILE COUNCIL 2025 実行委員会
■関連リンク:(オートモビルカウンシル公式サイト)AUTOMOBILE COUNCIL 2025 生ける伝説のカーデザイナー来日決定!!Giorgetto Giugiaro展「世界を変えたマエストロ」 (PDF)