出光興産は12月15日、協賛する「房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+」で、ドローンを使った未来型アートイベント「ウォーターバルーンアート」を行うと発表した。
双葉電子工業と出光興産が共同で行う、サービスステーション(SS)や超小型EV・ドローンといった、「拠点」と「モビリティ」を組み合わせたアート制作イベント「ウォーターバルーンアート」は、公立小中一貫校 加茂学園を会場に、グラウンドに敷いた白地のキャンパス(2,730㎜×2,730㎜、2枚)に、色とりどりの絵具が入った水風船をドローンを使って上空からランダムに落下させる手法で、アートを制作する。
出光興産は超小型EVの車両やサービスの開発をはじめ、新しいカテゴリーのモビリティ・サービスの開発に取り組んでいる。ドローンについても、同社のSSネットワークと組み合わせ、配送サービスに利用するなどの事業化検討を進めており、このイベントは次世代を担う子どもたちにモビリティの未来であるドローンを披露し、夢や将来の可能性を感じてもらうことを目的に企画したという。
イベント当日は、市原市内の同社グループSSから飛び立つドローンやドローンで撮影した市原市の風景(養老渓谷上空)、超小型EVの屋根に設置されたドローンの姿の映像も上映し、SSを起点にしたドローンの飛行からアート制作までを一連の流れとして紹介する。
■イベント概要
タイトル:ウォーターバルーンアート
日程:2021年12月22日(水)
会場:加茂学園グラウンド(所在地:千葉県市原市平野123)
内容:ドローンアートの制作(制作したアートは後日市原市内の施設等での展示を予定)
■房総里山芸術祭 いちはらアート×ミックス2020+
市原市の歴史・文化・自然・人の暮らし・食・スポーツなど、地域の持つ様々な資源を現代アートと融合し、より魅力的な「いちはら」を再発見する新しい形の芸術祭。2021年11月19日から12月26日の期間で開催中。