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2025年2月27日【イベント】

ホンダ、ポケモンの〝コライドン〟形状のモビリティ製作を始動

NEXT MOBILITY編集部

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ホンダ+ポケモン・ロゴ

 

本田技研工業(ホンダ)は2月27日、ポケモン社の監修の下、同社ゲームの〝ポケットモンスター スカーレット〟に登場するキャラクター〝コライドン〟(※1)の形をしたミライモビリティを製作する「ホンダコライドンプロジェクト 」を始動したことを発表した。なお、同プロジェクトで製作されている「ホンダコライドン」は、Hondaウエルカムプラザ青山で3月7日(金)から9日(日)まで展示される。

 

1.プロジェクトの概要
2024年、トヨタ技術会が〝大人の本気が子供の夢になる〟というメッセージと共に「トヨタミライドン」を制作した。今回ホンダは、そのものづくりへの思いを受けて、同社にも同社らしい〝コライドン〟が作れるという想いを抱き、「ホンダコライドンプロジェクト」を始動した。

 

このプロジェクトには、社内公募を通じて、二輪・パワープロダクツ事業と先進技術研究所から約40名の有志メンバーが集結。〝Hondaの本気が子供の夢になる〟をスローガンに、二輪事業で培ってきた設計思想やシミュレーション技術を応用すると共に、先進技術研究所が持つ先進バランス制御技術を取り入れるなど、ゲームの世界に登場するコライドンを同社なりのモビリティとして形にしていく。

 

<ホンダコライドン展示概要>
– 開催期間:2025年3月7日(金)~9日(日)
– 展示場所:Hondaウエルカムプラザ青山
– 住所:〒107-8556 東京都港区南青山2-1-1 Honda青山ビル1階
– 開館時間:10:00~18:00(7日のみ13:00~18:00)
– 主催:本田技研工業株式会社
– YouTube映像:https://www.youtube.com/watch?v=ryoEWpD9NMg

 

 

2.ホンダコライドンについて
ホンダコライドンは、同社の経験と独自の技術、ポケモン社の協力で作り上げた、〝ポケットモンスター スカーレット〟の登場キャラクター〝コライドン〟の形をしたミライモビリティ。コライドンの設定サイズ・重量共にほぼ実物大とするなど、細部に至るまで、その形状が再現されていると云う。

 

また今後は、同社独自のバランス制御技術を使って四足歩行や、ゲーム中にはない二輪での自立を可能とすべく開発を推進。

 

ASIMO(アシモ)に代表されるヒューマノイドロボット研究で培われたバランス制御技術を応用した「Honda Riding Assist(ホンダ・ライディング・アシスト)」(2017年のCESで世界初公開)をベースに、新たにホンダコライドンの〝しっそうけいたい〟(※1)を実現。同社が考えるモビリティの形を極限まで追求していくと云う。

 

<ホンダコライドンのモビリティとしての進化>
・〝しっそうけいたい〟での乗車・バランス制御技術を用いた自立が可能(*)。

・スピードに合わせて、手足、首、顔の動きを変化させることで躍動感を表現(予定)
・顔、目、瞼などの細かい動作を再現(予定)。

*スペースの関係上、Hondaウエルカムプラザ青山では静止状態での展示となる。

 

※1:コライドン:2022年に発売された〝ポケットモンスター スカーレット〟に登場する伝説のポケモン。主人公と一緒に旅をして成長していく相棒でもあるコライドンは、場面に応じて姿を変えることが可能。四足歩行で歩く(せいげんけいたい)のほか、四肢を使って走り抜ける(しっそうけいたい)や高速での遊泳(ゆうえいけいたい)、風に乗って空を舞う(かっくうけいたい)など、物語が進むにつれ能力を取り戻し、主人公を乗せて様々な場所へ行くことができる(分類:パラドックスポケモン、タイプ:かくとう・ドラゴン、高さ:2.5m、重さ:303.0kg、特性:ひひいろのこどう)。

 

©2025 Pokémon. ©1995-2025 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。