日野自動車は5月16日、エンジン認証不正に関する再発防止策の2回目の進捗報告を、国土交通省に対して行ったことを発表した。
日野は、エンジン認証不正の発覚後、その再発防止策として取り纏めた「型式指定に係る違反に対する再発防止策の進捗四半期報告書」を国交省に提出し、推進。16日、会社再生に向けた「3つの改革」を含む抜本的再発防止策の2023年3月末時点での進捗状況について、1回目(1月13日)に続いて、2回目の報告として進捗四半期報告書を含む書類を国交省へ提出した。
なお、今回の提出書類には、2月からの新たな執行体制の下、「3つの改革」の中心に据えた「HINOウェイ」の浸透を礎とした、各改革の具体的な取り組みの推進状況等が記載されていると云う。
<国土交通省への提出書類>
・型式指定に係る違反に対する再発防止策の進捗四半期報告書
・補足説明資料(二度と不正を起こさないための「3つの改革」 2023年3月末までの進捗について)
・再発防止策一覧(2023年3月末時点)
日野は、引き続き経営層が強い覚悟を持って率先垂範し、二度と不正を起こさないよう全社を挙げて改革を推し進めるとしている。