国立研究開発法人新エネルギー産業技術総合開発機構(以下「NEDO」)は7月7日、NEDOが管理法人を務め内閣府が実施する「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)第2期/自動運転(システムとサービスの拡張)」では、自動運転社会の実現に向けて、国際会議「SIP-adus Workshop 2021」を開催すると発表した。
SIP自動運転は、SIP-adus Workshopを2014年から毎年継続的に開催している。第8回目となる2021年は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、ヴァーチャル形式での開催となった。事前登録した人はどこからでも参加することが可能だ。
1.日時・形式
(1)開催日:2021年11月9日(火)~11月10日(水)
(2)開催方式:ヴァーチャル形式で開催し、全てのセッションをオンライン配信する。
オンラインシンポジウムとして海外との時差にも配慮し、録画による配信を1日3回行う。
2.開催概要
日本のSIP自動運転のプロジェクトで得られた成果を広く内外に発信するとともに、日欧米のキーノートスピーチや国内外の自動運転の専門家などがヴァーチャル形式で参加し、自動運転に関する各国の最新の研究開発の動向や社会実装の取組等を紹介する。これらを通し、課題の共有や国際連携の推進を目指す。
3.実施概要
オンラインシンポジウムでは、日米欧の政府から各国の政策に関する講演とともに、SIP自動運転の重点テーマである以下のテーマについて、専門家からの発表等を実施する。
(1)Opening Session/Regional Activities(自動運転に関する各国の取り組み紹介)
(2)Service & Business Implementation/FOTs(自動運転サービスの実現に向けたビジネスモデル)
(3)Dynamic Map(Dynamic Mapを活用した動的情報連携および地図更新の今後)
(4)Connected Vehicles(協調型自動運転に関する動向)
(5)Safety Assurance(安全性評価基盤のハーモナイズ)
(6)Cyber Security(サイバーセーフな自動運転の実現にむけたIDS/IDPSの活用)
(7)Human Factors(自動運転サービスにおけるヒューマンファクター)
(8)Impact Assessment(自動運転技術の社会インパクト)
4.参加方法等
(1)事前登録制:参加者登録を9月9日(木)より開始(予定)。
(2)参加費:無料