岐阜車体工業は4月10日、交通事故で亡くなった人の等身大のパネルと共に生前の写真や遺品を展示することで、命の大切さと事故の防止を訴える「生命のメッセージ展」を同月の4日間(4・5・8・9日)、社内会議室で開催したと発表した。
同社では、自動車製造企業として、クルマは安全運転を行わなければ凶器にもなりえるというドライバーとしての責任を強く自覚して、「命」を大切にし、交通事故防止と安全運転意識を堅持してもらいたいとの想いから、この企画展を実施。
メッセージ展には、社員の多くが参加し、中にはすべてのメッセージに目を通し、自身の子供と重ね合わせて涙する人や、「車で人が死ぬかもしれないので、製造する我々の責任を強く感じた。絶対に不良な車は造らない。ルールを守り、危険な運転をしない。」と熱く語る人など、多くの社員が大きな感銘を受けた様子だったと云う。