昨年BEVとなって装いも新たにした新型FIAT500は2月9日( ドイツ時間 )、独・自動車雑誌「auto motor und sport」の読者投票で、総合ランキング・輸入車ランキングの双方で小型車部門のベストカーに選ばれた。
同モデルは「Best Cars2023」コンペティションで既に2つの賞を獲得。今回の業界誌「auto motor und sport」の読者投票で1位となった。なお同コンペティションカテゴリでは、国内外の19の現行モデルが投票にかけられた。
なおFIAT500は累計で39の国際賞も獲得。昨年は、ヨーロッパに於ける10の主要市場で3番目に売れたEVとなっている。またヨーロッパで最も売れたステランティス・グループのBEVとなっており、その販売成績はイタリアで1位、スペインで2位、ドイツで3位を記録している。
今回の独誌の受賞にあたってFIAT並びにアバルト・エンラージド・ヨーロッパの責任者でもあるガエターノ・トレル氏は「権威あるAMUSアワードで2回受賞したことは、私たちにとって非常に誇りに思います。
そのなかでもドイツは、BEVとなった500にとって最も重要な市場であり、これら2つの栄誉は、私たちの新しいアイコンとなった500の驚くべき成功を祝うものです。またこれはドイツ国民が、このモデルを高く評価頂いた上で投票してくれた事の証となるものです。
なかでも最高の輸入コンパクトカーとしてだけでなく、総合ランキングに於いても上位にランクインし独国内の競合他社を凌駕するなど、FIATの電動化戦略が定着している事を示しています。これらの新しい500に対するドイツの自動車ファンの大きな信頼に心から感謝を致します」と述べている。