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2023年10月8日【イベント】

F1、フェルスタッペン選手がドライバーズ選手権で3連覇

坂上 賢治

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FIAフォーミュラ・ワン世界選手権・第18戦カタールグランプリの決勝が、10月7日に開催され、本田技研工業(Honda)がチームパートナーを務めるOracle Red Bull Racing(オラクル・レッドブル・レーシング)のマックス・フェルスタッペン選手が2位入賞し、年間ドライバーズチャンピオン3連覇を達成した。

 

今季のフェルスタッペン選手は、10月8日に行われたカタールグランプリ決勝を含む6戦を残した第5戦マイアミグランプリから第15戦イタリアグランプリまで(第6戦エミリア・ロマーニャグランプリは中止のため除く)の期間に於いて、F1史上最高記録となる10連勝を含む計13勝を挙げてのタイトル獲得となった。

 

 

Hondaは今シーズン、オラクル・レッドブル・レーシングと、Scuderia AlphaTauri(スクーデリア・アルファタウリ)のチームパートナーとして、技術支援やマーケティング協力などを行う。

 

その一環として、ホンダ・レーシング(HRC)が、パワーユニット(PU)のESS(Energy Storage Systemの略。回生された電気エネルギーを保管するためのバッテリーシステム)以外のコンポーネントを製造。

 

Red Bull Powertrains(レッドブル・パワートレインズ/レッドブル・グループ内でF1向けPUを製造する会社で、現行PUに関してESSの製造と運用を担う)への供給とシーズンを通したPU運用のサポートを行っている。

 

 

こうした背景を受けて、ホンダ・レーシングの渡辺康治 代表取締役社長は、「フェルスタッペン選手、ドライバーズチャンピオン3連覇おめでとうございます。

 

10連勝という前人未到の記録を達成するなど、F1チャンピオンとしてのシーズンを通した圧倒的な『強さ』を見せてもらいました。

 

初のチャンピオン獲得から2年、『速い』はもちろんのこと、『強い』という言葉がふさわしい、誰もが納得の3連覇だと思います。

 

この3連覇をHonda/HRCとしてサポートし続けてこれたことを誇りに思うと共に、さらなる高みを目指し、HRCとして引き続き全力でフェルスタッペン選手、そしてオラクル・レッドブル・レーシング、スクーデリア・アルファタウリの両チームをサポートしていきます」と述べている。

 

マックス・フェルスタッペン選手のプロフィールは以下の通り
誕生日:1997年9月30日(26歳)
国籍:オランダ
出身地:ベルギー
身長:181cm
体重:72kg

 

主な戦績:
2014年:
F3ヨーロッパ選手権 年間3位
2015年:F1世界選手権に史上最年少(17歳166日)でデビュー 年間12位
2016年:F1世界選手権 第5戦スペインGPで史上最年少優勝(18歳228日)年間5位
2017年:F1世界選手権 年間6位
2018年:F1世界選手権 年間4位
2019年:F1世界選手権 第9戦オーストリアGPでHonda F1に2015年のF1復帰後の初勝利をもたらす 年間3位
2020年:F1世界選手権 年間3位
2021年:F1世界選手権 ドライバーズチャンピオン Honda F1に1991年以来30年ぶりのドライバーズチャンピオンをもたらす
2022年:F1世界選手権 ドライバーズチャンピオン
2023年:F1世界選手権 ドライバーズチャンピオン

 

 

 

 

 

 

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。