ダイハツ工業株は2月13日、Commercial Japan Partnership Technologies 株式会社 (コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ/以下、CJPT)からの脱退を発表した。
CJPTは、CASEの社会実装・普及に向けたスピードを加速し、輸送業が抱える課題の解決やカーボンニュートラル社会の実現への貢献を目指して、2021年4月、いすゞ自動車と日野自動車、トヨタ自動車の3社によって設立された商用車に於けるCASE技術・サービスの企画会社。
ダイハツは同年7月、スズキと共にこのCJPTへ参画したが、一連の認証不正問題を踏まえて、CJPTに対して脱退の申し入れを行い、それが承認された。
CJPTからの脱退に際して、同社は、「軽自動車に於けるCASE技術の普及を通じたカーボンニュートラルへの取り組みを加速することを目指してCJPTに参画したが、そのスタート地点にさえ立てていなかったと言わざるを得ない」と、コメント。
また、今後は、同日発表した新たな取締役体制 の下、再発防止策の徹底に全力で取組むと共に、「小型車を中心としたモビリティカンパニー」という原点に立ち戻り、同社製品のユーザーをはじめとしたステークホルダーの信頼を再び取り戻せるよう、トヨタの支援・協力を受けながら、再生に向けた取組みを推進していくとしている。