ブリヂストンは4月22日、企業・都市の環境情報の調査・開示に取り組む国際的な非営利団体CDPが実施する「サプライヤー・エンゲージメント評価」で最高評価「A」を獲得。
「CDP2023 サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に認定されたと発表した。なお同社が「A」評価を獲得し、「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に認定されるのは今回で6回目になるという。
この「サプライヤー・エンゲージメント評価」とは、CDPが企業のサプライチェーン全体での気候変動・温室効果ガス排出量削減への取り組みについて調査し、取り組みに応じて企業を格付けするもの。
ブリヂストンは、サステナビリティを経営の中核に据え、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」をビジョンとして掲げ、経営に於いて実現へ向けた変革を推し進めている。
今認証取得にあたって同社では、「(事業に係る)バリューチェーン全体で、カーボンニュートラル化・サーキュラーエコノミーの実現に向けて取り組み。
これをビジネスモデルと連動させるという当社独自のサステナビリティビジネスモデルを標榜し、持続的なサステナビリティ価値創造の基盤の構築を進めています。
更に当社のバリューチェーンに於いて、ネイチャーポジティブに向けた取り組みも推進することで、より循環型・再生型のビジネスモデルへと進化させていきます。
そうしたなかで2023年1月には「Science Based Targetsイニシアチブ(SBTi)」よりSBT認定を取得。原材料調達段階に於いても、お取引先様にもSBTを設定頂けるように取り組んでいます。
当該ポリシーの展開およびその浸透に向けたエンゲージメントの強化、お取引先様のサステナビリティ全般の取り組み評価および結果のモニタリングと改善に向けた支援の実施など、今後も持続可能なサプライチェーンの実現に向けた活動を強化していきます。今回の選定は、それらの取り組みが評価されたものと考えています」と話している。