ブリヂストンは5月10日、eモータースポーツの体験型プログラム「Bridgestone eMotorsport Institute(ブリヂストン イーモータースポーツ インスティテュート)」を、ブリヂストングローバル研修センター(東京都港区西麻布)にて7月より開講する。
ブリヂストンは、eモータースポーツなどの様々なモータースポーツ活動を通じて、幅広い層にモータースポーツの楽しさや「走るわくわく」を体感し競い合う場を提供することで、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment(ブリヂストンイーエイトコミットメント)」に掲げる「Emotion 心動かすモビリティ体験を支えること」により強力コミットし、多くの仲間たちと一緒に楽しみ、モータースポーツ文化の発展を支えていくと述べた。
ちなみにBridgestone eMotorsport Institute(ブリヂストン イーモータースポーツ インスティテュート)とは、クルマおよびモータースポーツファンが、ドライビングシミュレーターを使いプロドライバーから直接指導を受けながら気軽にモータースポーツのドライビング技術の向上を目指すことができる体験型プログラムを指している。
それゆえ一般的なリアルのモータースポーツのように自らが保有するクルマで遠方にあるサーキットに赴く必要は無く、クルマを持っていなくてもインドアで安心・安全にモータースポーツを楽しむことが出来る。
従ってこの新たな開講プログラムは、ドライビングシミュレーターで参加者のスキルチェックを行った後、若手を中心としたブリヂストンの契約ドライバーやプロのシミュレータードライバーが講師として参加者に直接指導やアドバイスを行う。
参加者はスキルチェックの結果をもとにエントリーレベルから上級者レベルまでの自身に合った指導を受けることができ、効果的にドライビングスキルの向上を目指すことが可能だ。
さらに今後は、モータースポーツのコアなファンに加え、女性やシニア、子どもたち、またプロドライバーを目指す方など、より多くが参加出来るよう活動範囲を拡大していく予定という。
また、リアルで初めてサーキットを走る初心者に向けた参加型走行イベント「POTENZA Circuit Challenge(PCC)」と組み合わせ、まずは「Bridgestone eMotorsport Institute」でクルマやモータースポーツの楽しさを身近に感じてもらい、その後PCCで実際のサーキット走行に挑戦することで、モータースポーツの魅力を広く伝え、モータースポーツファンの裾野を広げたいとしている。
ブリヂストンでは「モータースポーツ活動を開始して60周年の節目を迎える本年に、サステナビリティを中核に据え、サステナブルなグローバルモータースポーツ活動を新たな形で進化させていきます。
より具体的にはeモータースポーツなどを通じてモータースポーツ文化の発展を支えると共にブリヂストンブランドをサステナブルなグローバルプレミアムブランドとして構築していくことへ挑戦していきます」と話している。
「Bridgestone eMotorsport Institute」概要
– Bridgestone eMotorsport Instituteとは、ドライビングシミュレーターを用いた、契約ドライバーやプロのシミュレーターとドライバーによるeモータースポーツのレッスン提供。
– 実施は1レッスンあたり約70分。(1日に6レッスン実施。1レッスンに最大4名が参加可能)
– 場所はブリヂストングローバル研修センター(東京都港区西麻布)。
– 開講時期は、隔週の土日 2023年7月8日(土)より開講予定。
– 営業時間は10:00~19:00(予定)。
– 料金は受講料:10,000円(税込)/回。
– 実施にあたり受講カルテ(シミュレータースキル診断):15,000円(税込/1年毎に更新)。
– 申し込み方法は「Bridgestone eMotorsport Institute」WEBサイトより要予約(6月頃公開予定)。
– 詳細はブリヂストンモータースポーツWEBで案内する。
講師(予定)
武藤壮汰選手
16歳よりeモータースポーツを始め、iRacing レーティング日本最上位記録を持つ。アジア人で唯一「Williams Esports」に所属し、eモータースポーツのプロシリーズ『SUZUKA E-SPORTS CHALLENGE RACE(SeCR)』の初代シリーズチャンピオンとなる。昨年よりスーパー耐久 ST5クラスにも参戦。
小山美姫選手
神奈川県出身のプロドライバー。5歳でカートを始め、13歳で海外のレースに参加。2015年以降FIA-F4選手権、FIA F3アジア選手権、女性による国際シリーズ「フォーミュラ選手権Wシリーズ」など数々のレースに参戦。2022年TGRドライバー・チャレンジ・プログラムの一員として、フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップに参戦し、チャンピオンを獲得。