自動車開発に於けるソフトウエア技術、製品、情報が一堂に介する場に
一般社団法人 組込みシステム技術協会とナノオプト・メディアは11月15日〜17日の3日間、自動車のソフトウエア開発に焦点を当てた技術イベントとして「オートモーティブ ソフトウエア エキスポ(パシフィコ横浜)」を、いよいよ開催する。
これはエッジテクノロジーと事業変革推進のための総合展「EdgeTech+ 2023」のなかで、多岐に亘る技術者やキーマンのカンファレンスを包括させ、特別に自動車に係る技術、製品、情報の最新動向が集結したスペシャル企画として行われるもの。
ちなみに「EdgeTech+ 2023」そのものは、先の1986年にMST ( Microcomputer System & Tool Fair )として初始動。その後、時代毎のビジネススキームの変化に応え、エッジテクノロジーを束ねた価値創出を生み出すイベントとして進化・拡大を重ねてきたビッグイベントである。
そのなかで「オートモーティブ ソフトウエア エキスポ」は、Automotive Grade Linux(The Linux Foundation)、Automotive Edge Computing Consortium、Eclipse Foundation、The Autoware Foundation、ASIF(車載組込みシステムフォーラム)、JASPAR、AUTOSAR、Japan Automotive ISACが、アソシエーションパートナーとして加わり開催が実現。
昨今の100年に一度の変革期を迎えた自動車産業を俯瞰。CASEを旗頭にコネクテッドカー、自動運転、自動運転、EV、デジタルツイン等の時代の技術トレンドを踏まえ、既存のクルマづくりを超えたソフトウエア・ファーストのクルマづくりに焦点をあてたテーマ・イベントとなる。
なおこのような技術を求める社会の流れが、今後クルマづくりの現場に留まらず、ソフトを介したサービス展開へと拡大していくことは必然だ。
世界各国に於けるカーボンニュートラル宣言を契機に、大きく変化していくクルマづくりと、ソフトウエア工学を起点とする多彩なモビリティサービスの台頭。そこでは〝コア・ノンコア領域を振り分ける〟という考え方を応用させ、ウォーターフォールとアジャイル 開発の機能を適切に使い分けるための英知が重要になるだろう。
そしてやがてクルマのビジネスモデルはOPEX型(Operating Expense)で利益を出すスタイルへの移行を求められる。その際、バリューチェーン上でフラグメント化されたステークホルダーを巻き込み、既存の枠組みに捕らわれないビジネススキームを構築することが重要となる訳だが、同催事は、それを体感し、未だ見ぬ新たな知見を獲得するための格好のイベントとなりそうだ。
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そんな「オートモーティブ ソフトウエア エキスポ」の開催概要は以下の通り。
オートモーティブ ソフトウエア エキスポ 開催概要
会期:2023年11月15日(水)~11月17日(金)
会場:パシフィコ横浜(EdgeTech+ 2023内)
実施内容:展示ゾーン、基調講演、分科会セミナー
より詳細は下記URLを参照されたい。https://www.jasa.or.jp/expo/automotive_software_expo/
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なおEdgeTech+ 2023の開催概要は以下の通りとなる
会期: 2023年11月15日(水)~11月17日(金)
会場: パシフィコ横浜
公式サイト: https://www.jasa.or.jp/expo/
主催: 一般社団法人 組込みシステム技術協会
企画・推進: 株式会社ナノオプト・メディア
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加えて「オートモーティブ ソフトウエア エキスポ」実施に先立ち、来たる11月1日(水)AM11時より、開幕直前スペシャル企画の無料オンラインセミナーが行われる。その詳細は以下の通り。
「オートモーティブ ソフトウエア エキスポ」開幕直前スペシャル企画として、協賛メディア株式会社イード(レスポンス)による無料オンラインセミナーを11月1日(水)に開催!
ジャパンモビリティショー VS IAAモビリティ
日独自動車ソフトウェア出展比較
「失敗が許されないSDVシフト、2025年とその次」
(『EdgeTech+ 2023 オートモーティブ ソフトウエア エキスポ』開幕直前SP)
開催日時:2023年11月1日(水)11:00~12:00
参加費:無料
▼詳細・申込みは以下
https://response.jp/article/2023/10/18/375953.html
*参加には、別途ご登録が必要。
登壇者
– 自動車ジャーナリスト 川端 由美 氏
– 株式会社イード レスポンス編集長 三浦 和也 氏
– 株式会社ナノオプト・メディア 代表取締役社長 大嶋康彰