横浜市と関内・関外地区活性化協議会は、来たる9月22日(金)から24日(土)に掛けて、県内初走行となる自動走行モビリティ〝iino(イイノ)〟を活用した実証実験を実施すると9月15日に発表した。
当該実証の舞台は、歴史的建造物や観光・エンタメ施設、公園等の多くの魅力的な資源が集積する横浜都心臨海部の山下公園。
その場所で、横浜ならではの水際線の景色を眺めながら多世代に移動自体を愉しめる低速の自動走行モビリティを走行させ、新たな移動手段の有効性を検証していくもの。また複数のエリアを繋ぎ、回遊性向上を高めるための取り組みでもある。
加えて関内・関外地区活性化協議会とは、関内・関外地区の活性化に効果のある重点的な取組について地域が一体となって議論。
地域の発展に寄与することを目的に、関内・関外地区を拠点とする商店街などの地元まちづくり活動組織15団体により設立された任意の協議会(平成24年12月6日設立)で、現在、地元団体、企業、行政など、計50団体が参加している。
なお自動走行モビリティ〝iino(イイノ)〟は、関西電力100%出資子会社のゲキダンイイノが開発した時速5㎞で走行する歩行者と共存可能な自動走行モビリティで、走行場所に応じて様々なタイプが展開されている。
iino(最大8人乗り)
iino(最大3人乗り)
モビリティの発着拠点には、環境配慮の人工芝やベンチなどを敷設し、居心地のよい憩える空間を創出する。
ナイトタイム・ライド(横浜の夜景を楽しめる移動体験)
9月22日(金)、23日(土)の17:30~18:30の一部ルートについては、レストハウス「THE WHARF HOUSE山下公園」で飲み物等を購入した対象者限定(先着)で乗車できる。
実施イメージ ※天候等により実施内容の変更の可能性あり
◇ルートA(レストハウス⇔中央広場前バルコニー)
走行時間:5~6分程度(片道走行)
走行モビリティ:最大8人乗り1基、最大6人乗り1基
◇ルートB (中央広場前バルコニー⇔おまつり広場)
走行時間:3~4分程度(片道走行)
走行モビリティ:最大3人乗り1基
実施期間:令和5年9月21日(木)~24日(日)(合計4日間実施予定)
※雨天順延:予備日:令和5年9月25日(月)~28日(木)
実施時間:10:00~13:30、15:00~17:30
(22日、23日は18:30までナイトタイム・ライドを実施)
実施場所:山下公園内(横浜市中区山下町279)
実施内容:自動走行モビリティの試乗体験(無料)
実施内容の詳細等は横浜市ホームページを参照されたい。
実施体制
主催:関内・関外地区活性化協議会(会長 高橋 伸昌・横浜中華街発展会協同組合理事長)
共催:横浜市都市整備局、Park Line推進協議会
特別協賛:
大成建設・Park Line推進協議会・三菱地所・ポケモン・アールケイエンタープライズ・江戸清・鹿島建設・ホテル、ニューグランド・三井不動産・協同組合元町エスエス会・山下公園通り会・横浜高速鉄道・横浜中華街発展会協同組合・大林組・清水建設・竹中工務店・横浜銀行
特別協力:ゲキダンイイノ合同会社・THE WHARF HOUSE 山下公園