朝日航洋 は12月3日、来年7月1日付で社名を「エアロトヨタ(英文表記:AERO TOYOTA)」に変更すると発表した。
同社は、1955年の創業以来〝空にさきがけ未来をひらく〟という企業理念の下、地理空間情報技術を駆使した「空間情報事業」と、ヘリコプターとビジネスジェット機を軸とした「航空事業」の2つの事業を基に、広く社会基盤の構築に挑戦・貢献し続けてきたと云う。
そして1997年には、創業以来、誰もが自由に移動できるモビリティ社会の実現を掲げて空のモビリティにも挑戦しているトヨタ自動車グループの一員に。現在は、トヨタの拠点間の〝空の移動〟を支えるため、米国のジョビー・アビエーション社(Joby Aviation)と共同でeVTOL(※1)による「新たな空の移動」に挑戦している。
以上のような経緯から、同社は今回、トヨタとのより強い連携を明確にするため、創業70周年を迎える来年7月を契機に社名を変更することを決定。今後は新社名の下、これまで培ってきた地理空間情報のノウハウを基盤に空のモビリティを駆使し、トヨタが目指す〝Mobility for ALL(モビリティ・フォー・オール)〟(※2)の一翼を担う会社として、社会に役立つサービスを提供し、顧客からより信頼され選ばれ続ける会社を目指していくとしている。
*タイトル写真:Jobyの米国外初飛行(東富士)でのトヨタ・Joby・朝日航洋の集合写真。
※1:電動の垂直離着陸機。
※2:すべての人に移動の自由を。
最新の地理空間情報技術による麻布台周辺の3D都市モデル。
[会社概要]
– 会社名:朝日航洋株式会社(AERO ASAHI CORPORATION)
– 所在地:〒136-0082 東京都江東区新木場四丁目7番41号
– 創業:1955年7月20日
– 資本金:31億9,250万円
– 代表者:代表取締役社長 加藤 浩士
– 従業員:1,335人(2024年4月1日現在)